CardDAV / CalDAVアクションの操作

CardDAV / CalDAVアクションの操作

ここでは、CardDAVアクション欄とCalDAVアクション欄の操作と、やや応用的なECOの使い方を説明します。通常使用において操作することはほとんどないと思いますので、必要に応じて参考にして下さい。

CardDAVアクション・CalDAVアクション欄の画面構成

CardDAV / CalDAVアクションの操作

連絡先アイテムの操作

CardDAV / CalDAVアクションの操作

予定やタスクアイテムの操作

CardDAVアクション欄では、サーバーまたはPC上の連絡先を参照して、個別に編集(アップロード、削除、ダウンロード等)することができます。また、CalDAVアクション欄では、サーバーまたはPC上のカレンダーとタスクを参照して、個別に編集することができます。同期がうまくいかない時は、ここから原因を探ることも出来ます。

ローカル参照時のアイテムの色について

ローカル参照ウィンドウでは、Outlook側のデータが一覧表示されます。アイテムの文字色は4種類あり、それぞれ状態を示します。

CardDAV / CalDAVアクションの操作

ローカル参照ウィンドウの表示例

アイテムの文字色 状態
クラウドとリンクされているアイテム(正常)
グレー クラウドとリンクしていないアイテム  既存のデータをアップロードする
ネットワークもしくは接続に問題があるためアップロードされていないアイテム
オレンジ クラウドサービス側に拒否されたアイテム

ローカル参照時に使える便利なショートカットキー

ctrl+a すべてのアイテムを選択
ctrl+g グレーのアイテムを選択
ctrl+b ブラックのアイテムを選択
ctrl+d 名前が重複しているアイテムを選択(Ver. 1.0.130~)
※あくまでも名前部分で重複を判断しているので、重複に基づいて削除などの操作を行う際はアイテムの中身を確認することをおすすめします。

「詳細」タブと「ソースコード」タブ

「サーバー検索」または「ローカルを参照する」実行時のウィンドウには、画面右側に「詳細」タブと「vObjectソースコード」タブがあります。「詳細」タブは、選択したアイテムの詳細(というよりは概要)を確認することが出来ます。「ソースコード」タブではクラウド(サーバー)とOutlookの間でアイテムがどのように同期されたかを詳しく確認することが出来ます。

CardDAV / CalDAVアクションの操作

アイテムを選択して「ソースコード」タブをクリックすると同期内容の詳細を表示

ソースコードは どんな時に使う?

基本的には、トラブルシューティングのために、同期に問題のあるアイテムの原因を特定するために使用します。例えば、ある連絡先アイテムの文字色が赤やオレンジになっている時など、同期に問題がある場合は、ソースコードをメール本文に貼り付けて(コピー&ペーストして)、サポートチームに問い合わせます(実際にはサポートからそのように指示がされます)。

  • 「サーバー検索」実行時
    クラウド側からOutlookに同期出来ていない項目(フィールド)があると思われる時は、サーバー側のアイテムについてソースコードを確認します。
  • 「ローカルを参照する」実行時
    クラウド側からOutlook側に対して、ユーザーが予期しない項目や、不正確な内容が同期されていると思われる時は、ローカル(Outlook)側のアイテムについてソースコードを確認します。

各ボタンの機能

CardDAVアクション欄とCalDAVアクション欄の各ボタンをクリックすると、サーバー(クラウド)もしくはローカル(Outlook)にある各アイテムの状況を確認したり、操作したりすることが出来ます。アイテムを操作するには、アイテムを選択した状態で以下のボタンを使用します。

CardDAV / CalDAVアクションの操作

以下では、これら4つのボタンの役割と、どのような時に使用するかを説明していきます。

-a O2C Outlookからクラウドにコピー

役割
「ローカルを参照する」を実行している時に このボタンをクリックすると、Outlook側に存在するアイテムをクラウド側にコピー(=アップロード)することが出来ます。複数の同期プロファイルが存在する場合はアップロードするクラウドを選択することが出来ます。

使用例
初回同期時にOutlook側にある既存のデータをアップロードするとき
・同期対象から除外したアイテムを再び同期させるとき

-b C2C クラウドからクラウドにコピー

役割
「サーバー検索」を実行している時に このボタンをクリックすると、複数の同期プロファイルが存在する場合に クラウド上のアイテムを別のクラウドに直接コピーすることが出来ます。

② リンクを解除

役割
「ローカルを参照する」を実行している時に このボタンをクリックすると、クラウド側とOutlook側のアイテムの同期状態を解除することができます。リンクを解除したアイテムはクラウド側およびOutlook側に残り、クラウド側のアイテムは次回同期時にOutlookへダウンロードされます。

CardDAV / CalDAVアクションの操作

リンク解除前の状態。クラウド側とOutlook側は1対1の同期関係になっています

CardDAV / CalDAVアクションの操作

リンクを解除すると次回同期時にクラウド側のデータが、「新しくリンクされた状態」でOutlook側にダウンロードされます

サーバー(クラウド)側のデータをプライマリとして各クライアント(ローカル)と同期させるのがECOの基本的な動作で、サーバー(クラウド)側に存在するアイテムは必ずOutlook側に同期されます。そのため、クラウド側からOutlookへ同期させたくないアイテムがある方や、プライマリデータをOutlook側にしておきたい方にとっては、やや馴染みにくいところがあります。※今のところ「サーバー検索」の実行時にクラウド側から「リンクを解除」することは出来ません。

使用例
特定アイテムを同期対象から除外する
例えば、Outlook側にある 特定の連絡先を同期対象から除外したいときは、CardDAVアクション 欄から「リンクを解除」した後で、クラウド側に残っている対応する連絡先を削除します。ここでは連絡先(CardDAV)を例に説明しますが、カレンダー(CalDAV)の場合も手順は同じです。

CardDAV / CalDAVアクションの操作

① ローカルを参照するアイコンをクリック

CardDAV / CalDAVアクションの操作

② リンクを解除したい連絡先を選択して、右下の「リンクを解除」をクリック

CardDAV / CalDAVアクションの操作

③ 解除に成功した旨のダイアログが表示されたら「OK」をクリックして完了

CardDAV / CalDAVアクションの操作

④ リンクが解除されたアイテムは文字色がグレーに変化します。確認できたら、このウィンドウを閉じます。

CardDAV / CalDAVアクションの操作

⑤ 次にサーバー検索ボタンをクリックします

CardDAV / CalDAVアクションの操作

⑥ クラウド(サーバー)側に残っている連絡先を選択して右下の「消去」ボタンをクリック

ヒント

  • 上記②の手順で、エラーが表示されてリンクが解除できない場合は、いったんOutlookを終了してから再度試してみて下さい。
  • 私のPC環境では上記⑤⑥の手順で、削除実行中に画面が一時的に「応答なし」になることがありました。削除するアイテム数によっては、かなりの時間がかかるので、クラウド(サーバー)側で直接削除できる環境がある方は、この画面を使わずにそちらの方法で削除した方が早いかもしれません。例えばGoogleの場合、ブラウザでGoogleコンタクトにアクセスして直接該当する連絡先を削除します。

 
同期対象から除外したアイテムを再び同期させるには
一度同期対象から除外したアイテムを再び同期対象としてECOに認識させるには、「既存のデータをアップロードする」の手順を参考に、同期させたいアイテムをクラウド側にアップロードしてください。

③ 消去

役割
「サーバー検索」または「ローカルを参照する」を実行している時に このボタンをクリックすると、クラウド側もしくはOutlook側のアイテムを消去(=削除)することができます。なお、「サーバー検索」時と「ローカルを参照する」の実行時では、挙動が少し異なります。

サーバー検索 実行時の消去
「サーバー検索」実行時に消去ボタンをクリックした場合、クラウド側のアイテムを単純に削除します。ただしこの方法による削除には時間がかかる(画面が応答待ちになる)ので、ブラウザアクセスによるクラウド側の操作によっておこなう方がスムーズです(ver1.0.118現在)。

ローカル参照 実行時の消去
「ローカルを参照する」実行時に消去ボタンをクリックした場合、Outlook側のアイテムが削除され、次回同期時にクラウド側のアイテムが、再度リンクした状態で同期(ダウンロード)されます。通常のOutlookによる削除では、同期実行時にクラウド側のアイテムも削除されてしまいますが、ローカル参照からの削除ではクラウド側のアイテムを保持しておくことが可能です。したがって単に「消去」と呼ぶよりは、「アイテムを消去して再ダウンロード」といった方が より適切でしょう。

 
使用例
・特定アイテムを同期対象から除外するとき
「ローカルを参照する」特有の使用例:ECOのバグなどの理由で、例えばクラウド側の連絡先の項目(フィールド)がOutlook側に正しくマッピング(≒同期)されなかった場合、バグ修正後にOutlook側のアイテムを削除し、クラウド側からアイテムを再同期させる時に使用します。

④ ダウンロード

役割
「サーバー検索」を実行している時に このボタンをクリックすると、クラウド側のアイテムをOutlookにダウンロード(=コピー)することができます。ただし、①のO2Cのようにコピー先を選択する機能はなく、プロファイルで設定したフォルダにコピーされるだけのようです。 アイテムがリンクされた状態でこのボタンを使用するとOutlook側のアイテムが重複しますのでご注意下さい。

使用例
ECOではクラウド側のアイテムは自動的にOutlookと同期されるので、私は今のところ、このボタンの有効な活用方法を見つけていません。何らかの事情でクラウド側のみに取り残されているデータをダウンロードする時に使うのかもしれません。

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