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DNSサーバーのレコード設定

概要
ここまでの作業でドメインと固定IPを取得しました。このページでは、ドメインと固定IPの関連づけ作業を行います。※ 仕組みついては、こちらで説明したとおりです。
お名前.comでのDNSレコード編集

① お名前.com トップページの右上にある「ログイン」をクリック。
DNSレコード設定画面を開く
DNSレコードを設定(追加)する
上記①②の手順を繰り返して、EVOメールサーバーで利用する4種類のレコードを追加します。
メール機能を使わない場合は、「Aレコード」以外は追加不要です。
DNSレコードの設定例
例(取得した固定IPとドメインが以下の場合)
固定IP: 123.456.789.777
ドメイン: example.com
運用したいメールアドレス: user@example.com
Aレコード
ホスト名: mail.example.com
TTL: 3600
VALUE: 123:456:789:777
MXレコード
ホスト名: @example.com
TTL: 3600
VALUE: mail.example.com
優先: 10
TXT(SPF)レコード
ホスト名: example.com
TTL: 3600
VALUE: v=spf1 ip4:123.456.789.777 ~all
SRVレコード
今回は必要ないので設定しません。
固定IP: 123.456.789.777
ドメイン: example.com
運用したいメールアドレス: user@example.com
Aレコード
ホスト名: mail.example.com
TTL: 3600
VALUE: 123:456:789:777
ケーススタディでは、EVOメールサーバー専用機として使用するDiginnos Stick DG-STK1B に直接グローバル固定IPが割り当てられるので、Aレコード名欄は「mail.example.com」としました。
MXレコード
ホスト名: @example.com
TTL: 3600
VALUE: mail.example.com
優先: 10
お名前.comのヘルプ「MXレコードの設定方法は? 」を参考に、ホスト名の入力欄は空欄にします(”@”と”example.com”の間に何も入力しない)。なお、お名前.comのDNS設定では、あらかじめAレコードのホスト名に「mail.example.com」が追加されていないと、VALUEを「mail.example.com」とするMXレコードを追加できません。
TXT(SPF)レコード
ホスト名: example.com
TTL: 3600
VALUE: v=spf1 ip4:123.456.789.777 ~all
ホスト名の入力欄は空欄にします(”.example.com”の前に何も入力しない)。VALUE欄の記述方法は、「v=spf1 ip4:123.456.789.777 ~all」の赤文字部分に、マイIPで割り当てられた固定IPを記述します。なお「all」の前の記号はハイフン「–」ではなくチルダ「~」です。
SRVレコード
今回は必要ないので設定しません。
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