データの自動バックアップ機能

Sync2には、データの同期処理の前に自動でカレンダーと連絡先をバックアップしてくれる機能があります。 正確には4Team社の「Folder Backup for Outlook」というOutlookのデータをバックアップするソフトの無料版がSync2と一緒にインストールされ、連動して動作します。したがって、Sync2のインストール時に自動バックアップを有効化していない場合は、この機能を使うことが出来ません。

無料版なので機能が限定(カレンダーと連絡先のみ)されてはいますが、同期前の状態に復元したり、バックアップとして保存されたPSTファイルを開いて、必要なデータだけを取り出すこともできるのでなかなか便利な機能だと思いました。

自動バックアップ機能の有効化

自動バックアップ機能を有効にするには、メイン画面からバックアップ機能を有効にしたい同期プロファイルを選択し、「Settings」ボタンをクリックします。 メイン画面の操作方法についてはこちら

データの自動バックアップ機能

「Folder Backup for Outlook」をSync2と一緒にインストールしている場合は、「Other Settingsタブ」のチェックボックスにチェックを入れます。

データの自動バックアップ機能

「Folder Backup for Outlook」をSync2と一緒にインストールしていない場合は、画面上のリンクをクリックすると、「Folder Backup for Outlook」からソフトをダウンロードしてインストールしてください。

データの復元方法

自動バックアップされたデータを使って同期前の状態に復元するには、メイン画面から復元したい同期プロファイルの設定画面を開き、以下の画像の手順を行います。

データの自動バックアップ機能

①「Other Settings」タブの「Restore」ボタンをクリックします

データの自動バックアップ機能

②「このプロファイルのフォルダを復元しますか?復元後のフォルダは同期リストから除外されます。」 という確認メッセージが表示されたら、「はい」をクリック

データの自動バックアップ機能

③ バックアップデータが検索される間少し待ちます。

データの自動バックアップ機能

④ まず最初に自動バックアップされたカレンダーの一覧が表示されます。復元したい時点の予定表を選択して「Restore」をクリック。復元しない場合は、「Close」をクリック

データの自動バックアップ機能

⑤ 念のため復元前に現在のフォルダをバックアップしておきますか?と聞いてきたら「Yes」をクリック(お好みで。)

データの自動バックアップ機能

⑥ 続いて連絡先の復元画面が表示されます。カレンダーと同様の手順で復元処理を行います。

データの自動バックアップ機能

⑦ 上記②のステップに書かれていたように、復元後のフォルダは、いったん同期対象から外れるので、再度同期対象にするには、「Data Folders and Filtersタブ」でチェックを入れ直します。

Outlookのリボン上の「Folder Backup」は使わない

データの自動バックアップ機能
Folder Backup for Outlook がインストールされると、Outlookのリボンメニューに、「Folder Backup」タブが追加されます。

もともとFolder Backup for Outlookの無料版は、1つのフォルダ(アイテム)しかバックアップ出来ないお試し版的な位置づけのようです。ただ、どのような仕組みかは分かりませんが、Sync2によるバックアップ時には、特別にカレンダーと連絡先がバックアップ出来るようです。

私はレビューのために、Outlookのリボン上の「Folder Backup」から操作してみましたが、ここから設定や手動バックアップを行ってしまうとSync2でのバックアップが1アイテムしか出来なくなってしまいました。(※私の環境だけの問題か、なんらかのバグなのかは分かりません。発生時のバージョンは、Sync2:Ver2.61.2616、Folder Backup:Ver1.11.0048)  この状態になってしまった場合の対処は後述

有料のProバージョンとして使う方以外は、こちらのメニューから設定やバックアップ処理はしない方が良さそうです。

使わないのにOutlookのリボンに表示されるのはいやだ!という方は以下の方法でリボンを非表示にしておくことが出来ます。

データの自動バックアップ機能

①「Folder Backup」タブにカーソルを合わせて右クリックで表示されるメニューから、「リボンのユーザー設定」をクリック

データの自動バックアップ機能

② リボンのカスタマイズ画面が開いたら、「Folder Backup」のチェックを外して画面下の「OK」をクリック

Sync2でのバックアップ出来なくなったときの対処

私は、上の現象でSync2でのバックアップ出来なくなったときに以下の方法で復旧させました。
公式に案内されているやり方ではありません。作業はすべて自己責任でお願いします。

  1. 作成済みの同期プロファイルの同期IDを控えておく
  2. Sync2、Folder Backup for Outlook の両方をアンインストール。ライセンス認証はいったん解除しておく。
  3. 念のため、OutlookのPSTを手動でバックアップしておく
  4. C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\4Team?にアクセスし、中のフォルダを削除(または別の場所に退避)しておく
    AppDataフォルダへアクセスするには、以下のようにします。

    データの自動バックアップ機能

    ① エクスプローラーのアドレスバーに、「%AppData%」と入力してエンターキーを押す。

    データの自動バックアップ機能

    ② 移動したフォルダの中に「4Team」フォルダがあります。

  5. Sync2を再インストール(インストール時にFolder Backup for Outlookも同時にインストール)
  6. Synchronization Setup Wizardで、作成済みの同期プロファイルの同期IDを入力して再設定する

以上で、Sync2の自動バックアップ機能が回復しました。

参考:有料版 Folder Backup for Outlook

有料版の Folder Backup for Outlook については、以下のビデオチュートリアルを見れば、無料版の動作の仕組みやPro版との違いなど、製品のイメージを掴むことが出来ます。

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