Outlook.comとの同期設定(β機能)


EVO Collaborator for Outlook では、Ver. 1.0.130から、Outlook.comのカレンダーと連絡先との同期に対応しました。Outlook.comとの同期設定の手順は、基本的にGoogleとの同期とほとんど変わらず、ユーザーが行うのは、① Outlook.comのアカウント(マイクロソフトアカウント)を入力し、② Outlook側のアイテムフォルダ(予定表、連絡先)を指定するだけです。

現在、この機能には以下の制限があり、GoogleやYahoo、iCloudとの同期機能に比べると、β版的な位置づけになるかもしれません。しかし、利用スタイルによっては現状でも充分に活躍してくれるでしょう。特に、EASを使いたくないけれど、Outlook.comと予定や連絡先を同期させたい方なら、解決策の1つとして検討する価値はあります。

  • 連絡先の同期制限等
    1. Outlook.com側で行った 連絡先の作成、変更、削除は同期可能
    2. Outlook側からは、新規作成のみ同期可能(変更・削除はOutlook.comに反映しません)
    3. 同期項目は、氏名、住所、メールアドレス、電話番号の4点
  • 予定表の同期制限等
    1. 作成、変更、削除は双方向で同期可能
    2. 定期的な予定については、Outlook.comからOutlookへの片方向同期
    3. 同期範囲は、現在を起点に前後90日

これらの制限は、Outlook.com側のAPI(≒同期させるための仕組み)に制限がかけられているためで、ECO側の仕様によるものではありません(Outlook.com APIについての詳細はこちら)。将来、Microsoftが、このAPIの制限を緩和した場合、双方向で完全に同期出来るようになると推測されます。

 

初めて同期させる場合は、あらかじめデータのバックアップをとっておくことをおすすめします。
企業や大学などProxy環境下での接続は、Internet Explorer のプロキシサーバー設定が必要な場合があります。 Internet Explorer のプロキシ サーバー設定を変更する

アカウント設定

「プロファイルの設定」ボタンをクリックし、次の手順で必要事項を入力していきます。

① 左のプロファイルエリアから、「Outlook.com」を選択

② 右側のアカウント設定欄にある「Eメールアドレス又は、ユーザーネーム」の欄に、Outlook.comのメールアドレスを入力。
画像は@live.jpとなっていますが、@outlook.comや@outlook.jpなどご自身で使っているメアドを入力します。

③ 画面下の「テスト」ボタンをクリック

④ マイクロソフトアカウントへアクセスするためのサインイン画面で、パスワードを入力し、「サインイン」をクリック

⑤ マイクロソフトアカウントで2段階認証を設定している場合は、アプリなどで追加の認証処理を行います。

⑥ ECOがアクセスする内容が表示されるので、確認したら、「はい」をクリック

⑦「APIの認証が完了しました。ミニブラウザを閉じて下さい」という意味のメッセージが表示されるので、ウィンドウを閉じます。

⑧ アカウント情報の取り込みに成功すると「Success」と表示されるので、「OK」をクリック

⑨ 同期に必要な情報が自動で入力された

 

アクセス権限の種類が多いことについて
上記⑥のECOがマイクロソフトアカウントにアクセスする内容の確認画面では、多くの項目へのアクセス権限を許可するように表示されているので、心配される方もいらっしゃるかもしれません。この点について、ECOのサポートの方にも確認しましたが、これらは連絡先およびカレンダーを同期させるために必要なアクセス権限とのことでした。
※Googleと同期する場合も同様に、アクセス権限の確認画面がありますが、GoogleよりもMicrosoftの方が、より詳細にアクセス権限の内容を明示していることから、⑥のような画面になっています。
また、2015.6.23現在、Outlook.com APIを使ってOutlookとの同期を実現しているソフトはECO以外には恐らく無いと思いますが、仮に他社であっても、Outlook.com APIを使って同様の機能を提供するのであれば、必要になるアクセス権限は変わらないとのことでした。

 

同期させるOutlook.comカレンダーの選択

上記⑨の自動入力によって同期対象となるのは、メイン(デフォルト)のOutlook.comカレンダーです。同一のOutlook.comアカウントで複数のカレンダーを使っている場合は、同期させたいカレンダーを選択することが出来ます。
 

① カレンダーURLの右側にあるフォルダアイコンをクリックします

② Outlook.com側にあるカレンダーの一覧から同期させたいカレンダーを選択して「Choose」をクリック

なお、カレンダーがOutlook.com側に複数存在している時だけ選択用のボタンが出現します。

 

オプション欄

同期のオプションを設定します。一番上以外は、お好みでどうぞ。

  • 使用可能:このチェックを外すと同期しません。通常はチェックを入れておきます。
  • 読み込みのみ:情報の更新をクラウド側だけで行う場合など、一方方向の同期をする場合に、チェックを入れます。
  • アラートを無効にする
  • 誕生日を無効にする
  • カテゴリー設定:クラウドサービスから同期した情報に、記入したカテゴリを割り当てます。
  • Gmailのプッシュ通知Gmailサーバー側の受信トレイ(inbox)に新着メールが届いたときにサウンドで通知することができます(OutlookにGmailのメールアカウントを設定している場合のみ)。
     
    ECOのGmailプッシュ通知とOutlook標準の受信通知の違い
     
    通知音のカスタマイズ方法はこちら

同期設定

アカウントの設定が済んだら、次に「同期設定」欄で、同期させたいOutlook側のカレンダー、連絡先、タスクの場所を指定します。

Outlook側のフォルダを指定する前の状態。フォルダアイコンをクリックして指定する。※画像はGmailの同期設定のもの

次の画像の手順を参考にして、それぞれの項目を指定して下さい。なお、Yahoo!Japanのアドレスブックなど、クラウド側で同期サービスの提供をしていないものについては、ブランクにしておきます。

① 同期させたい連絡先を指定

② 同期させたい予定表を指定

③ 同期させたいタスクを指定
OutlookのTODOバーと連動させたい場合は、既定(メイン)のタスクフォルダ(上の画像では「タスク」)を選択します。

それぞれ、指定が完了すると、以下のようになります。

設定を保存する

アカウント設定、同期設定が完了したら、(もしくは、設定内容に、何らかの変更を加えた場合)、最後にもう一度「テスト」ボタンをクリックして、「Success」ダイアログを確認してから、画面一番下の「適用」ボタンをクリックし、「閉じる」をクリックします。

【重要】 最後に必ず、「テスト」ボタン>「適用」>「閉じる」の手順を踏むこと!

下の画像のように、変更後、「適用」ボタンがグレーアウトした状態で閉じてしまうと、設定が保存されません。※仕様です。

初回同期時に必要な操作 【重要】

ECOでは、同期設定が終わり、初回同期が実行されると、まず、クラウドサービス側のデータのみがOutlook側へ同期されます。Outlook側に既存のデータがある場合は、次の操作が必要になります。  既存のデータをアップロードする