ランニングマシン使用時の静電気対策

私は静電気人間で、冬 空気の乾燥したオフィスにある複合機で 一日のうち何度も痛い思いをするほどの体質です。

静電気は衣服や靴の素材によって 体内での溜まり方も違うのでしょうが、私の場合それだけでどうにかなるレベルを超えています。

そんな私ですが、スポーツジムに通い始めて最初の冬を迎えたある日、ランニングマシンの手すり(心拍測定が出来る)に触れた瞬間、バチバチくるようになりました。これではエクササイズに支障をきたしかねない!ということで、対策を講じることにしました。

静電気対策グッズにもいろいろある

最初に考えたのが、車のキーホルダーに使っている静電気除去機能付きのキーホルダーを使って、手すりを触る時は、面倒臭くても いったんこれでスパークさせてから触る方法です。

私の場合、既にこのテのキーホルダーを 車の運転中はもちろんオフィスワークでも携帯しているので、新しく購入する必要もありません。

ですが、キーホルダーを手に持ったまま走るのは やっぱり邪魔です。ランニング中はタオルで汗を拭うことはもちろん、水分補給や聴いている音楽のリモコン操作など、意外と手を使う場面も多いので 基本的には何持たない状態で走るのが理想です。

ポケットにれてジャラジャラさせるのもイヤです。

そこで今回は運動用にリストバンドタイプを購入することにしました。

ネットで探し回ってみると、ブレスレット風のデザインを施したものや、ミサンガ風のものもありましたが、基本的にはどのタイプもシリコンなどの導電性の素材を使って体に溜まった電気を体外に放出する仕組みで、レビューを見ても「値段が高い=静電気防止効果が高い」というものではなさそうです。

私が購入したのはこれ。

NEWエレキエルZ ニードルタイプの除電性能は?

商品が届いて、早速ランニングマシン使用時に装着してみました。

このリストバンドは装着中に帯電した電気を空中に逃がすらしいので、走行中は腕に密着させた状態で、かつ空気中に触れさせている必要があります。

何度かペースを変えて試してみると、どうやら高速走行では マシンのベルト部分とシューズの靴底の摩擦で発生する蓄電のペースに対して リストバンドから空気中に放電するペースが追い付かないために、静電気の「バチッ!」が発生するらしいことがわかりました。

ランニングマシンで 静電気除去バンドはこうして使え

除電のコツは、リストバンドでマシンの手すりを軽くタッチ!

装着すれば静電気の悩みから一切解放されることを期待していましたが、そううまくはいかないようなので、こんどは高速走行時に手すりに触れる前に、前述の除電キーホルダーの要領で、バンド部分を先に手すりに触れさせてみました。

すると、大正解!全然痛くない!!

リストバンドと手すりの間で火花は飛びますが、バンドのおかげで皮膚の痛点が刺激されることがなく全く痛みを感じません。静電気が発生した際に指先でバンドを「コツン」とたたいたようなかすかな感覚はありますが、逆に「あ、今放電したな。」という感じで、その後安心して手すりに触ることができるようになりました。

はじめは、空気中への放電量が多いことを期待して幅の広いバンドであるこの商品を選んだのですが、手首でタッチする時にも幅の広さが役立ちました。幅が狭いバンドだったら、動きながらタッチする場合にうまくいかずに誤爆していたかもしれません。


というわけで、ランニングマシン使用時の静電気でお困りの方は、以下の2点に注意して商品を探すと良いかと思います。 静電気を気にせず 走ることに集中できるようになれば、脂肪燃焼効果も高まるかもしれませんよ?

  • 手首とバンドに隙間ができないもの(フィットするもの)

  • 空気中への自然放電よりも、手首でワンタッチしやすいもの(誤爆しないように幅広または厚みがあるもの)