ここでは、EVOメールサーバー(以下「EVOMS」)でCalDAV/CardDAV機能(カレンダー、タスク、アドレス帳)を利用する際に必要となるアドオンプログラム(ECA)を追加する手順と設定について解説します。
インストール
下記項目①~③をクリックすると詳細を確認できます。
① CalDAV/CardDAV設定欄に移動
「1.基本設定」の「設定モード」にある「詳細」ボタンをクリックします。
「各種設定」タブの各セクションで隠れていた項目が表示されます。
画面を下に移動し「9. CardDAVとCalDAVの設定 」セクションで「ECAを有効にする」スイッチを「はい」にします。
「ECAサービス」の「チェック」ボタンをクリックします。
② Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージのインストール
前述のECAサービスのチェックボタンをクリックすると、必要な追加プログラムのダウンロードを指示してきます。「OK」をクリックして作業を続けます。
ブラウザでMicrosoftのダウンロードセンターが開いたら、言語を日本語に変更して「ダウンロード」をクリックします。
ダウンロードしたvcredist_x86 をダブルクリックします。
UACダイアログで「はい」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
「同意する」にチェックして「インストール」をクリックします。
「完了」をクリックします。
③ ECAのインストール
続いてECAのインストールを指示してきます。「はい」をクリックして作業を進めます。
一瞬ブラウザが開いてダウンロードが始まります。ダウンロードフォルダを開いて、「evoca」をダブルクリックします。
セットアップウィザードが開いたら「Next」をクリックします。
「just me」を選択して「Next」をクリックします。
通常、インストールフォルダは変更しません。
インストール準備完了。「Next」をクリックします。
UACダイアログで「はい」をクリックします。
インストールが終わるまでしばらく待ちます。※10秒くらいです。
インストール完了。「Close」をクリックして作業完了です。
CalDAV/CardDAV機能の設定と有効化
ここまででの作業で、CalDAV/CardDAV機能を利用する際に必要となるアドオンプログラムのインストールが終わりました。次に CalDAV/CardDAV機能を有効化してEVOMSで使えるようにします。
先程クリックした「ECAサービス」の「チェック」ボタンをもう一度クリックします。
サービスの設定状況などをチェックした結果を示すダイアログがでたら「OK」をクリックします。
設定ファイルなどが展開されるので、しばらく待ちます。※30秒ほど
再度チェック結果が表示されます。
結果が表示されない場合は、もう一度「チェック」ボタンをクリックしてください。
ECAのディレクトリが指定されたら、タイムゾーン欄の「選択」をクリックします。
カレンダー等で使用するタイムゾーンを指定します。ここでは「Japan」を選択して「OK」をクリックします。
「開始」をクリックします。
クリックできない時は、上の「ECAを有効にする」欄のボタンをいったん「いいえ」にして、再度「はい」にしてみて下さい。
EVOメールサーバーでCalDAV/CardDAVサービスが起動しました。※「開始」をクリックして3秒後くらい。
「ステータス」タブの「3.サーバー設定のステータス」セクションのNAT欄のエラーが解消されます。
情報が更新されていない時は、該当項目右側の更新マークをクリックします。
次は…