EVOメールサーバーをブラウザから活用する

EVOMS:ブラウザから活用するための準備

このページでは、EVOメールサーバー(以下「EVOMS」)とRoundcubeの統合、EVO Collaborator Mobileのセットアップ方法について解説します。

これらのセットアップはEVOMSを使う上で必須というわけではありませんが、セットアップを行うとEVOMSをより便利に使うことが出来るようになります。具体的には

  • Roundcubeを使って、GmailやOutlook.comのようにウェブブラウザからEVOMS上のメールとアドレス帳を利用する事が出来るようになります。
  •  EVO Collaborator Mobileを使って、ユーザー設定の管理をウェブブラウザから行うことが出来るようになります。

作業について

セットアップ作業はEVOMS本体のインストールより少しだけ手間がかかりますが、それほど難しいということはありません。

  • RoundcubeおよびEVO Collaborator Mobileをセットアップする場合は、同一コンピュータ内に、既存のApache/IIS および MySQLサービスがないことが推奨されています。
    ※まっさらなWindowsPCにEVOMSだけをインストールしている状態であれば、通常は問題ないはずです。
  • セットアップ中は、ポート80を使用するSkypeやTeamViewerのサービスを停止することが推奨されています。
  • Roundcube  はオープンソースのソフトウェアです。Roundcube自体(およびRoundcubeを動作させるためのWindowsコンポーネント等)の動作についてはEVOMSのサポート対象外です。
  • このページの説明ではWindows10を使用しています。ご自身の環境に合わせて適宜読み替えて下さい。
  • 説明はEVOMS本体の設定が全て完了していることを前提としています。

EVOServのダウンロードとファイルの展開

EVOMS日本語版公式ページのダウンロード画面に移動します。

❶ 「EVOServをダウンロードします。」をクリックして、「EvoServA.zip」ファイルをデスクトップ等に保存します。

❷ ダウンロードしたzipファイルを右クリックして「すべて展開」をクリックします。

➌ 展開先をCドライブ直下「C:¥」に指定して「展開」をクリックします。

Windows標準のZipフォルダ機能を使って展開しましたが、要は「EvoServA.zip」フォルダ内の「EvoServ」フォルダをCドライブ直下に展開すればOKです。

❹ Cドライブ直下に「EvoServ」フォルダが展開されました。

Windows10を使用している場合は、ここでもうひと手間

❺ C:\EvoServ\MySQL の中にある「my.ini」ファイルをメモ帳などのテキストエディタで開きます。

❻ 173行目(全体の半分より少し後ぐらいの位置)にある「#innodb_flush_method=normal」の「#」記号を削除します。

※画面は無料のテキストエディタTeraPadで開いたものです。

❼ 「#」記号を削除したら「上書き保存」します。

サービスのインストール

次に、先程ダウンロード&展開した「EvoServ」フォルダに含まれる「MySQL」と「Apache」という2つのサービスを以下の手順でインストールします。

❶ Windowsデスクトップの検索アイコンまたは検索ボックスから「cmd」を検索し、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」をクリックします。

❷ ユーザーアカウント制御(UAC)ダイアログが表示された場合は「はい」をクリックします。

➌ まず、cd \evoserv と入力してエンターキー。次に serviceinstall.bat と入力してエンターキー。

cdと¥の間には半角スペースが入ります。

❹ 2つのサービスがインストール&開始されました。

途中で余計なキー操作はせずに、「続行するには何かキーを押して下さい」と表示されるまで待ちます。

サービスのアンインストール

上記④でサービスのインストールもしくは開始処理で何らかのエラーが発生したために操作をやり直したい場合や、サービスをアンインストールしたい場合は、上記③の手順で serviceinstall.bat の代わりに serviceremove.bat と入力すると、サービスの停止&アンインストールをすることが出来ます。

ファイアウォールの設定

サービスのインストールを終えたら、追加で必要となるポートについてファイアウォールを設定します。

EVOサーバーへのアクセス

ファイアウォールの設定まで終えると、Roundcube と EVO Collaborator Mobile が使えるようになりました。実際にブラウザからアクセスしてみましょう。

ブラウザのアドレスバー(URL欄)に以下のアドレスのマーカー部分をご自身のメールサーバー名に置き換えて入力します。メールサーバー名の代わりにIPアドレスを入力しても構いません。

http://mail.example.com/

画面は上から順に、Roundcubeのログイン画面、EVO Collaborator Mobileのログイン画面、グローバル版公式サイト(英語)へのリンクになっています。


以上でEVOMSをブラウザから活用するための準備は完了です。次はRoundcubeの基本設定をおこないます。