Outlook上のGmailに分類項目をつける方法

Outlook2010でGmailにIMAP接続していると、メールに分類項目をつけるためのボタンが表示されません。

そもそもOutlookの分類項目はGmail側に同期させることが出来ないため、あえて表示させないようにしているのかもしれませんが、少なくともOutlook上でGmailを操作するときだけでもOutlookの分類項目を活用したいものです。

機能的には分類項目のボタンが表示されなくても一応分類項目を割り当てることは出来るようで、たとえば仕分けルールで分類項目を割り当てることは出来ます。しかし手動で分類項目を割り当てたいときもあるので、今回はその方法を説明します。

分類項目にショートカットを割り当てる

分類項目にキーボードショートカットを割り当て、メールを選択した状態でショートカットキーを押すと、メールに分類項目を割り当てることが出来ます。

色分類項目の画面にアクセスするには、ローカル上のOutlookアイテム(メール、予定表、連絡先など)をクリックして、リボンツールバー上の分類項目ボタンから「すべての分類項目」をクリックします。

Gmailでボタンが表示されていない場合は、予定表などを選択して分類項目の管理画面にアクセスします。

色分類項目の画面で、ショートカットキーを設定したい分類項目を選択して、ショートカットキーを割り当てます。

分類項目をクリアするショートカットキーは?

分類項目の割り当てはキーボードショートカットキーで行うことができますが、分類項目をクリアするショートカットキーはありません。

幸い分類項目のクリアボタンはGmailの場合でもアクティブになるので、このボタンをリボンツールバー上に配置しておきます。

リボンツールバー上の何もないところで右クリックし、「リボンのユーザー設定」をクリック
新しいグループを作成します
作成した「新しいグループに」、「すべての分類項目をクリア」を追加します
メール用のリボンツールバーに分類項目をクリアするボタンが配置されました。

頻繁に分類項目をつける場合は?

この問題を解決するにはOutlookの設定だけでは難しいので、多機能マウスなどを使って、マウスのボタンに上記の分類項目のキーボードショートカットキーを記憶させ、ワンクリックで分類項目を割り当てられるようにするのも、1つの方法です。

多機能マウスには色々ありますが、是非「ゲーミングマウス」というタイプを検討してみて下さい。

ゲーミングマウスはオンラインゲーム用に開発されているマウスですが、高機能と快適な操作性を融合させたマウスなので、仕事用途であっても、工夫次第で作業効率を大幅にアップできます。

また高精度であることはもちろん、高耐久性も売りにしているので、製品によっては通常よりもメーカー保証期間が長いのも魅力です。