Google Calendar Sync 完全終了に伴う代替策

Google Calendar Sync 完全終了に伴う代替策

Google Calendar Sync 完全 終了

ここ数日(2014.8.5現在) gSyncit に関する記事へのアクセスが大幅に増加していることに気がつきました。どうやら2年前にサポートを終了しているGoogle謹製の Google Calendar Sync を使い続けていた方が、 2014年8月1日以降のイベントが同期できなくなり、同サービスが 完全 に 終了 したことが原因みたいですね。

Google Calendar Sync、Google Calendar と Microsoft Outlook のカレンダー間でイベントを同期する Windows のアプリケーションのサポートは停止されました。我々はほぼ2年前に Google Calendar Sync の サポートを終了し、アプリケーションはイベントの同期を2014年8月1日付で停止します。
Google カレンダー ヘルプセンターの該当記事

情報を同期するためにだけにお金をかけるのはイヤだ!という方も多いと思いますが、お金にしろ使い勝手にしろ、どこかで割り切る必要があります。私は現在、EVO Collaborator for Outlook と、CompanionLink for Outlookを使っており、それらをおすすめしますが、その他の代替策も一応ご紹介したいと思います。なお、同期に関しては手動のインポート・エクスポートによるものではなく、自動で同期できるものを前提としています。

OutlookとGoogleの同期 ソフトのまとめ&使い方ガイド

1.GoogleとOutlookが必須の方

Outlookのアドインソフト EVO Collaborator for Outlook を使う

コスト重視の方におすすめ!最強のコストパフォーマンス。 ※2015.02.25追記
私は2年ほど、下の gSyncit を使ってきましたが、コメント欄からこのアドオンの情報を頂き、試した上で、これに乗り換えました。 日本語に対応しており、美しいインターフェースに設定項目が、すっきりとまとめられています。

今までに、ありそうでなかった、CardDAV/CalDAV 方式による同期を実現する、Outlookのアドインです。CompanionLinkやgSyncitほど複雑な同期設定はできませんが、多くのユーザーにとっては必要十分な機能を備えていると思います。

EVO Collaborator for Outlook は、Googleだけでなく、日本のYahoo!カレンダーとも同期できます(もちろんタスクも)。Outlookと同期できずに、残念な思いをしていた日本のYahoo!カレンダーユーザーにとって、いまのところ唯一の選択肢かもしれません。

そして、最大の特徴としてメジャーバージョンアップが無料なので、常に最新版を使い続けることを考えれば、競合製品に対して圧倒的なアドバンテージを持っています。いくらになるのかは、特集「EVO Collaborator for Outlook 日本語使い方ガイド」の中に書いたので、是非ご覧下さい。

ちなみに、このアドインソフトは、もともと高価なMicrosoft Exchangeの代替として、企業が安価で簡単にグループウェアを導入できるように開発されたEVOメールサーバーとOutlookを同期させるために開発されました。したがって、発展的な使い方として、EVOメールサーバーと組み合わせれば、自分の個人情報をGoogleなどの第三者に預けることなく、オンラインで情報を同期する利便性を享受することが出来ちゃいます。私も挑戦しましたが、自分でサーバーを建てて運用するのもなかなか面白いです(※普通のWindowsPCで動きます)。Googleを卒業したい方や PCいじりが好きな方はぜひ一度挑戦してみてください。おすすめです。

CompanionLink for Outlook を使う

120万ダウンロードを突破した安定感抜群の老舗同期ソフト ※2015.05.12追記
17年も前から続く老舗ソフトウェア。お値段はやや高いものの、高速&リアルタム同期と詳細な同期制御が可能で、「同期入門者」だけでなく、「同期上級者」にもおすすめ。純正のモバイルアプリ「DejaOffice」と組み合わせれば、AndroidやiPhoneとの直接同期も出来るので、クラウドサービスを使いたくないユーザーのニーズにも高いレベルで応えてくれます。私は前述のソフトとあわせてCompanionLinkも愛用しています。

買い切りタイプなら1ライセンスで3PC(3ユーザー)インストールOKであること、購入後18ヶ月以内ならメジャーバージョンアップも無料であることから、運用スタイルにマッチしていれば、コストパフォーマンス面でもなかなかのものです。もちろん、マイナーアップデートに期間制限はなく、リリースノートをみるとかなり古いバージョンでも使い続けられるように、丁寧にアップデートプログラムが提供され続けていて、既存のユーザーを大切にしているのも好感が持てます。Outlook.comやOffice365との同期に対応している数少ないソフトウェアのひとつでもあります。

CompanionLink for Outlook の使い方はこちら
DejaOffice の使い方はこちら

Outlookのアドオンソフト gSyncit を使う

※2015.02.25一部修正
上記のEVO Collaborator for Outlook に乗り換えるまでこちらを使っていました。
使い方などの詳細はこちら

Sync2をつかう(番外編)

※2015.3.25追記
ちょっと番外的な紹介になりますが、Sync2という同期ソフトを使う方法もあります。Sync2は2台以上の複数のOutlookをGoogleを介さずに同期させることができる、ビジネスなどで無料のクラウドサービスにデータを預けておきたくない方に特におすすめのソフトです。

カレンダー、連絡先、タスクはもちろん、メールフォルダやメモもOutlook間で丸ごと同期してくれるすぐれもの。また、カレンダー、連絡先、タスクについては、Googleと同期させることもできるので、「Outlook間だけで同期させるもの」、「Googleと同期させてスマホで見るもの」といった具合に柔軟な同期環境を構築できます。同期項目や範囲の指定画面は英語ですが、こなれていて使いやすいです。

小規模のオフィスなら複数人でカレンダーなどを共有すれば、簡易のグループウェアとして使えるでしょうし、アイデア次第でいろいろな活用方法があります。ただ、他のものに比べてお値段が高いので、「Googleとだけ同期できればいい」という方は、あえてSync2を使う必要はないでしょう。Outlook同士をダイレクト?に同期させることの出来るソフトは日本では今のところ皆無なので、ご自身の利用スタイルとあっていれば、コストを払う価値のある強力なツールです。

Sync2日本語使い方ガイド

2.Googleが必須の方

メールソフトをThunderbirdにする

Googleカレンダーは必須だけど、メールソフトがOutlookで無くても良い方は、メールソフトをFirefoxブラウザなどでおなじみのMozilla Thunderbird にして「Lightning」というアドオンを使うとGoogleカレンダーをThunderbird上から使うことができるようになります。

メールソフトをeM Client にする

個人的にはOutlookに慣れているので、上のThunderbirdを使う方法はどうもなじみませんでした。そこで英語のインターフェースですが、Outlookライクなソフトとして「eM Client」を使う方法もあります。 Outlook同様、メール、カレンダー、連絡先、TODOなどの機能がひとつにまとまっていて、Googleとの同期も出来る優れものです。商用利用でなければ登録できるアカウント数に制限があるものの無料で使うことが出来ます。

eM Client の使い方

Web上で管理する

Outlookなどのメールクライアントを卒業してWebブラウザ上で全て完結させるのもひとつの手です。ブラウザがGoogle Chromeなら、アプリランチャーという機能で、デスクトップアプリケーションを使う感覚でGmailやGoogleカレンダーにアクセスできるようになります。

アプリランチャーのヘルプ

3.Outlookが必須の方

GoogleをやめてMicrosoftのOutlook.comに変える

Outlookの使用が前提で、Webに同期することが出来れば良いのであれば、GoogleからOutlook.comに同期先を移行する方法もあります。Outlook.comはWeb上でPCのOutlookに近い機能を提供しているMicrosoftのサービスで、Exchange Active Syncという方法を使って Googleのサービス同様に、メール、カレンダー、連絡先、TODOなどが利用できます。Googleのサービス同様、Outlook.comもブラウザやスマホアプリのみでの運用も可能ですが、Outlook.comのアカウントをPCのOutlookに登録することで、PCのOutlook上からOutlook.comを操作できるようになります。

※同期するのはOutlook.comのアカウント(マイクロソフトアカウント)の内容のみなので、PCのOutlookに設定する際は若干のコツというか注意が必要です。詳しくは、こちらのページの「3.Outlook.comとOutlook2013が同期しない場合」を参照して下さい。適切に設定すれば、メールはプロバイダメールを使いながら、カレンダー等のアイテムはOutlook.comで同期させることが出来ます。
※Outlook2010以前は、OutlookConnecter というアドオンを使用することでPCのOutlookに、Outlook.comの内容を表示・操作することが出来ますが、使い勝手はいまいちです。

Outlook.comに乗り換える前に

※ OutlookとOutlook.comの同期はExchange Active Syncという仕組みを使用して行われ、メール、カレンダー、連絡先がセットになって同期されるので、一見すると便利なのですが、逆に、メールだけはプロバイダメールを使いたい方などには向いていません。特に、独自ドメインやプロバイダメールをビジネスで使っている場合は、送信時に間違ってOutlook.comのメールアドレスから送信してしまうと目も当てられません。 前述したOutlookのアドオン(CompanionLink や EVO Collaborator for Outlookなど)が、Outlook.comのExchange Active Syncによる同期に比べて優れている点は、使用しているメールアカウントとは独立してカレンダーや連絡先だけをクラウドサービスと同期できる点にあります。

また個人的な感想として、Outlook.comメールのOutlook上での操作が使いにくいと感じました(特にメールの仕分けやフォルダ間のメール移動制限など)。移行させるメールの量が多い方は、一度移行すると戻すのが大変なので、十分検討してから移行することをおすすめします。

※ もう一つAndroidユーザーなら少し気に留めておきたいのは、「Google Now」の存在です。メールやカレンダーをGoogleからOutlook.comに移行するということは「Google Now」で活用できるデータがその分少なくなるということでもあります。この先Google NowやGmailの進化形アプリ「Inbox by Gmail」を使うことがあるかも?という方は、じっくり考えてから乗り換えましょう。

まとめにならないまとめ(結局どれがいいの?)

私は上記の方法を一通り試しましたが、スマホやブラウザでの使い勝手の良さからGoogleのサービス(カレンダー)を使い続けることにしました。使用感は人それぞれですので無料でカレンダーや連絡先、TODOをWebと同期させる方法を中心に考えれば、上記の2~3を試してみても良いでしょう。OutlookやGoogleの同期に重点を置くのであれば、今のところ上記1で紹介した「CompanionLink for Outlook」か「EVO Collaborator for Outlook」がおすすめです。

おすすめOutlook同期ソフト

iCloudやYahoo!Japanにも対応!圧倒的な対応サービス数と最強のコストパフォーマンス。日本語UIで使いやすい。
120万ダウンロードを突破した安定感抜群の老舗同期ソフト。詳細な同期設定はもちろん システム手帳アプリとの連携も素晴らしい。
値段は高いが クラウドを使わずにOutlook同士を直接同期したいならこれ。

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