スリープ復帰後にすぐまたスリープする場合の対処法(2)

レジストリを変更する方法

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システム無人スリープタイムアウトの隠し設定を有効化する方法は、上記のコマンドプロンプトを使う方法以外にもWindowsのシステムレジストリを変更する方法があります。

レジストリを変更してシステム無人スリープタイムアウトの隠し設定を有効化するには以下の手順で操作します。

(所要時間:約3分)

レジストリの変更は上級者向けです。操作に自信のない方はコマンドプロンプトを使う方法をお試しください。

  1. レジストリエディターを起動

    スタートボタンの隣にある検索ボックス(または検索アイコン)で regedit と入力し、表示された検索候補から レジストリエディター をクリックします。

    レジストリエディター起動時にユーザーアカウント制御のダイアログボックスが表示された場合は、「はい」をクリックして実行を許可します。

  2. 該当キーのAttributesの値を変更

    コンピューター > HKEY_LOCAL_MACHINE > SYSTEM > CurrentControlSet > Control > Power > PowerSettings > 238C9FA8-0AAD-41ED-83F4-97BE242C8F20 > 7bc4a2f9-d8fc-4469-b07b-33eb785aaca0 の順に辿り、Attributes をダブルクリックして 値を 0 に変更します。

    面倒な方はレジストリエディターのアドレス欄に下記をコピペすると目的のキーにたどり着けます。

    Ctrl+Cでコピペできます。

    コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings\238C9FA8-0AAD-41ED-83F4-97BE242C8F20\7bc4a2f9-d8fc-4469-b07b-33eb785aaca0

    隠し設定を無効化(非表示)に戻すには、上記Attribute 値を デフォルトの1に戻します。

  3. 電源プランの編集に関する設定画面を開く

    Windowsのスタートボタン > 歯車アイコン(設定アプリ)を開き、検索ウィンドウに 「電源プランの編集」と入力して表示される候補から、電源プランの編集 をクリックして開きます。

    スタートボタンの右側にある検索ボックス(虫眼鏡アイコン)で「電源プランの編集」と入力して開くこともできます。

  4. 詳細な電源設定の変更を開く

    電源プランの編集画面が開いたら「詳細な電源設定の変更」と書かれたリンクをクリックします。

  5. システム無人スリープタイムアウトの時間を調整

    電源オプションのウィンドウが開いたら、スリープ > システム無人スリープタイムアウト の順に展開し 既定値の2分を適宜の時間(例:20分。0分はスリープ無効)に変更します。設定が終わったらOKボタンをクリックして作業完了です。

    ノートPCなどでは「バッテリ駆動」と「電源に接続」の環境別に時間を設定できますが、通常は電源に接続時の方だけ設定しておけば充分でしょう。