先日モバイルバッテリーを新調しました。もっとも最近のスマホはそこそこバッテリーが持つので、普段使いではなく、野山に出かけた際に使えそうな、アウトドア向けの防水・耐衝撃性能のあるものをチョイスしました。
今回購入したのは「3R SYSTEMS ソーラー充電器 16000mAh」という商品。
充電容量以外のスペックとしては、防水・防塵性能(IP67)を備え、衝撃にも強く、2.4A出力対応。USBケーブルの他、ソーラーパネル給電機能やLEDライトも搭載していて、アウトドアだけでなく防災対策用としても活躍してくれます。
大容量のモバイルバッテリーは探せば沢山あるのですが、防水・防塵性能に加えて、「高さ2mからの落下実験をクリアしたことが商品ページで明記されている」商品が他に見当たらなかった(抽象的に耐衝撃性を謳っているものはあった)ので、求める機能と性能で絞り込んだら、これに決まったというわけです。
フォトレビュー
機能や性能は商品ページに詳しく載っているので、今回は外観の詳細をレビューしたいと思います。
パッケージと付属品
しっかりとしたパッケージで、輸入代理店作成の詳しい日本語説明書もついています。図入りでわかり易く、ちゃんとした日本語で書かれています。
本体各部
本体は黒いラバーで覆われていて、車のタイヤみたいにがっちりしています。
商品ページのレビューでは、「高級感がある」と書いている人もいましたが、高級感というよりも「質実剛健」といったイメージです。手触りもしっとりしていてチープな感じはありません。
また、防水・防塵のためのUSBキャップは厚みがあり、ちぎれて無くなる心配はなさそうです。
サイズ感
同容量のモバイルバッテリーとくらべて「ゴツイ」し「重たい」ですが、タフな性能を考えれば、逆に安心感があってかっこ良いです。普段使いするわけではないので問題ありません。
バッテリーの充電時間
ACアダプタでの充電(蓄電)
完全放電状態で、出力DC5V、1AのACアダプタに接続して本体バッテリーを充電したところ、満充電まで15時間30分ぐらいかかりました。バッテリー容量が16000mAh(16A)なので、妥当なことろでしょうか。
仕様では5V 2.4Aの入力に対応しているので、iPad付属のACアダプタ等を使えばらもっと速いはずですが、今回はそこまで試していません(面倒だった)。
ソーラーパネルでの充電(蓄電)
仕様では、220mAhとなっているので、空の状態から満充電までソーラーパネルでやるとすると、約72時間ぐらいかかる計算になります。
もっともこの時間も、太陽光が弱ければ更に長くかかります。ソーラーパネルでの充電を試した日は、あいにく曇りでしたが、ダメ元で試してみました。
スペック上では、2つ目のランプが点滅(25%=4000mAh)充電まで、18時間くらいかかる計算になるので、2日間連続で日中は窓辺に置いておきました(いずれも)。それでも、2つ目のメモリが点滅することはありませんでした。
やはり曇り(かつ室内)で、ソーラーパネル給電は期待できないようです。したがってソーラーパネル給電は、おまけ程度に考えていたほうが良さそうです。
だだ、室内の蛍光灯程度の明るさでも一応は緑のランプがつくので、LEDライトや自然放電を「チビリチビリ」補うのにはいいかもしれません。
本製品は、ちょっと重いので、普段使いには向きませんが、防水・防塵・耐衝撃性能のおかげて、過酷な状況下でも取り扱いに気を遣わないで済むし、補助的なソーラーパネル給電によってメンテナンス頻度も少なくて済むので、アウトドアや防災対策向けのモバイルバッテリーとして活躍してくれそうです。
「普段は、非常用持ち出し袋の外側にぶら下げておいて、野山に出かけるときはリュックにぶら下げる。」そんな使い方にはピッタリでしょう。
以上、スリー・アールシステム ソーラーバッテリー 16000mAhのレビューでした。