ここでは PC版 Outlook(Office365/2019)にYahooメールをIMAP接続で設定する方法を解説します。
(所要時間:約5分)作業の前にYahooメール側でIMAP接続を利用するための準備をしておいてください。
- アカウントの追加画面を開く
画面上部のツールバーからファイルをクリックし、アカウント情報画面でアカウントの追加ボタンをクリックします。
画面上部のツールバーからファイルをクリック
アカウント情報画面でアカウントの追加ボタンをクリック
- Yahooメールアドレスを入力
追加したいYahooメールアドレスを入力して接続ボタンをクリックします。
- IMAPを選択
詳細設定でIMAPと書かれたアイコンをクリックします。
- サーバー設定情報を入力
IMAP用の受信メールと送信メールサーバーの設定情報を入力します。
区分 サーバー ポート 暗号化方法 セキュリティで保護されたパスワード認証(SPA)でのログオンが必要 受信メール imap.mail.yahoo.co.jp 993 SSL/TLS チェクしない 送信メール smtp.mail.yahoo.co.jp 465 SSL/TLS チェクしない - パスワードを入力
Yahoo! JAPAN IDのパスワードを入力します。ワンタイムパスワードではありません。
- 完了ボタンをクリック
完了ボタンをクリックして設定は完了です。完了後、Outlookは自分宛にテストメールを送信します。
Outlook Mobile をスマートフォンにも設定する のチェックを入れたまま完了すると お使いのブラウザでOutlook Mobileアプリのダウンロード画面が開きます。
IMAP設定完了後の画面比較
必要に応じて以下の記事の「アカウント名と同期の設定(主に差出人の表示名とサーバーの動作設定)」の箇所を参考に、微調整をおこなってください。
Outlookのアドイン「EVO Collaborator」を使うと、YahooカレンダーとOutlookを同期することもできます。
Yahooメール(IMAP)のフォルダ名について
YahooメールをIMAP接続でOutlookに設定した後のYahoo側とOutlook側のフォルダの対応関係は以下のとおりです。
Yahoo側 | Outlook側 |
---|---|
受信箱 | 受信トレイ |
下書き | Draft |
送信済みメール | Sent |
迷惑メール | Bulk Mail |
ゴミ箱 | Trash |
- | 送信トレイ |
- | 同期の失敗 |
- | 検索フォルダ― |
- 一部のフォルダ名がOutlook側で英語表記になりますがこれは仕様です。
- 送信トレイ、同期の失敗、検索フォルダ―はOutlook側固有の特殊フォルダなのでYahoo側に同期されません(仮に同期させても意味がありません)。
- Yahooメール側でメールを仕分けるための「個人フォルダー」を作成している場合はOutlook側にも同期されます。
Outlook 2016以前のOutlookとYahooメールのIMAP同期について
Outlook2016以前のOutlook ※の場合、Outlook側の特殊フォルダがYahooメールのIMAPフォルダと正しくマッピング(≒紐づけ)できない問題がありました。
Office365 や Office Home and Business Premiumなどのライセンスで最新版にアップグレードされているものを除く
問題の詳細と対処法については以下の記事を参照してください。