Sync2 は会社と自宅といったような離れたPCにインストールされたOutlook上のデータを同じ状態にする 「データ同期ソフト」です。
USBメモリやネットワークフォルダ,FTPを使った複数のOutlook間の同期だけでなく、Googleのカレンダー,連絡先,タスクとの同期も可能です。
Sync2の特徴
Outlook間の同期
- Exchangeサーバーがなくても、複数のPC間でOutlookを同期(個人フォルダ:カレンダー、連絡先、タスク、メール)
- Outlook間では、既読・未読状態も同期
- Ostファイルの同期
- 異なるバージョンのOutlook間の同期
Googleとの同期
- Googleカレンダー、コンタクト、タスクをOutlookを同期(双方向同期、一方向同期に対応)
- Outlookの変更がGoogle等にすぐに反映するインスタント同期機能
その他
- 同期前データの自動バックアップと復元機能
- Outlookを起動していなくてもスケジュール及び手動で同期が可能
- オフライン中のデータ変更は、オンラインになったときに直ちに反映
- 差分データの同期で、高速な同期を実現
- Sync2のUIは、Microsoft Active Syncのようなルック&フィール
- メールアドレスとパスワードで、4Team社のFTP共有サービスを利用可能
Dropbox Pro (Plus)と併用すれば 2台のOutlook間の完全同期に死角なし
このように、2台のOutlookを完全に同期させることができるSync2は、「データは自分の目と手の届く範囲で管理したい」とか、組織や職業上のセキュリティポリシーなどの理由で「無料のクラウドサービス上にはデータを保存しておきたくない」というユーザーにとって、ほぼ唯一の選択肢といえますが、「同期の際にいちいちUSBメモリを使うのは面倒くさい」とか、「FTPが使いづらい・難しい・通信時のセキュリティが心配」とか、「同期したいPCが同一LAN上にない」といった感想を持つ方もいるかもしれません。
そのような場合は、DropboxなどのオンラインストレージをSync2と併用する方法もあります。
この方法の利点は、GoogleカレンダーやOutlook.comといった、インターネット上のカレンダーやアドレス帳サービスに情報を同期させるわけではないので、Outlook内のデータを第三者に見られることなく、インターネット経由による同期の利便性だけを確保できる点です。
なお、使用するオンラインストレージを何処にするかについてはお好みですが、Outlook内のメールも同期するのであれば、大容量で同期速度が高速なDropbox Pro (Plus)がお勧めです。