Sync2の使い方(9)

FTP共有サービス経由で同期させる

Sync2のライセンスサポート期間中は、4Team社のFTP共有サービスを使うことが出来ます。

FTP共有サービスは、Exchangeがなくても、メールアドレスとパスワードを設定するだけでSync2を導入したOutlook間で簡単にデータを共有できるので大変便利です。

USBメモリ等の外付けデバイスを使う方法に比べて、紛失のリスクがなく、USBをPCに接続する手間もないので快適です。

同期元となるPCの設定

次の画像を参考にして、ウィザードで設定をしてください。

同期方法の選択画面では、1つめの「Internet(インターネット)」を選択し「次へ」をクリックします。
FTPサーバーを使うか、Googleを使うかを選択します。ここでは、上を選択します。
4Team社のFTP共有サービスを使うか、自分で用意したFTPサーバーを使うかを選択します。ここでは上を選択します。
FTPにログインするためのユーザーIDとしてメールアドレスを入力します。ヘルプによれば、複数人で1つのPSTファイル(カレンダーや連絡先等)を共有する場合は、管理者のメールアドレスを入力することを推奨しているようです。
❹で入力したメールアドレスが、まだ4Team社のFTPアカウントとして登録されていない場合は、パスワードを設定する画面が表示されます。パスワードは確認用も含めて2カ所入力します。

入力したメールアドレスが既にアカウント作成に使用されている場合は、設定したパスワードを入力します。

4Team社のFTPアカウントが作成されました。画面には利用期限などが表示されています。
同期設定が構成された旨の画面が表示されます。「完了」をクリックすると、同期設定が確定し保存されます。 同期させるアイテム(フォルダ)を細かく指定したい場合は、下のチェックボックスをオンにしておきます。
同期設定が保存されるまで少し待ちます。
同期IDが発行されたら、控えておきます。画面下のボタンから、印刷、クリップボードへのコピー、メール送信をすることができます。メモしたら「OK」をクリックします。
Sync2のメイン画面が表示され、OutlookからFTPフォルダへの同期(転送)処理が開始されます。

メイン画面上段のProfile Name に対応するProcess に各同期プロファイルの同期状況が表示されます。上記⑩では、「Synchronizing(同期中)」となっていますが、これが「Last synchronized(最終同期):日付・時間」に変化したら同期は完了です。

同期先のPCの設定

同期元のPCで、同期処理が終わったら、同期先のPCを設定します。※同期先のPCにもSync2をインストールし、Synchronization Setup Wizardを表示させて下さい。

「I have my Sync2 Synchronization ID」を選択し、同期元PCで発行された、同期IDを入力して「次へ」をクリックします。
同期IDに紐づけられたメールアドレスが表示されるので、設定したパスワードを入力します。
FTPアカウントの確認画面。画面には利用期限などが表示されています。
同期設定が構成された旨の画面が表示されます。「完了」をクリックすると、同期設定が確定し保存されます。
同期先のPCでの同期が始まります。