Sync2の使い方(8)

OutlookをFTP経由で同期させる

Sync2では、自分で用意したFTPサーバーを利用してOutlookを同期させることも出来ます。

4TeamのFTP共有サービスを使い続ける場合はランニングコストや容量制限を意識する必要がありますが、ご自身のFTPサーバーを使える方であれば、ランニングコストを抑えることが出来そうです。

同期元となるPCの設定

次の画像を参考にして、ウィザードで設定をしてください。

同期方法の選択画面では、1つめの「Internet(インターネット)」を選択し「次へ」をクリックします。
FTPサーバーを使うか、Googleを使うかを選択します。ここでは、上を選択します。
4Team社のFTP共有サービスを使うか、自分で用意したFTPサーバーを使うかを選択します。ここでは下を選択します。
FTPサーバーのアドレス、ユーザー名、パスワードを入力して、「Test Connection」をクリックします。
接続に成功した旨のダイアログが表示されたら「OK」をクリックします。
FTPフォルダ上の同期させたいフォルダを選択(または作成)し、プロファイル名を確認したら「次へ」をクリックします。
同期設定が構成された旨の画面が表示されます。「完了」をクリックすると、同期設定が確定し保存されます。 同期させるアイテム(フォルダ)を細かく指定したい場合は、下のチェックボックスをオンにしておきます。
同期設定が保存されるまで少し待ちます。
同期IDが発行されたら、控えておきます。画面下のボタンから、印刷、クリップボードへのコピー、メール送信をすることができます。メモしたら「OK」をクリックします。
Sync2のメイン画面が表示され、OutlookからFTPフォルダへの同期(転送)処理が開始されます。

メイン画面上段のProfile Name に対応するProcess に各同期プロファイルの同期状況が表示されます。画像では、「Synchronizing(同期中)」となっていますが、これが「Last synchronized(最終同期):日付・時間」に変化したら同期は完了です。

同期先のPCの設定

同期元のPCで、同期処理が終わったら、同期先のPCを設定します。※同期先のPCにもSync2をインストールし、Synchronization Setup Wizardを表示させて下さい。

「I have my Sync2 Synchronization ID」を選択し、同期元PCで発行された、同期IDを入力して「次へ」をクリックします。
同期IDに紐づけられたftpアドレスとユーザーネームが表示されるので、ftpのパスワードを入力します。
同期設定が構成された旨の画面が表示されます。「完了」をクリックすると、同期設定が確定し保存されます。
同期先のPCでの同期が始まります。