ここでは、Sync2のメイン画面の構成と、作成した同期プロファイルの設定(同期アイテムの指定、フィルター、復元など)について説明します。
メイン画面の構成

メイン画面は大きく3つのエリアで構成されていて、上から、ツールバー,同期プロファイル一覧,同期アイテム一覧が表示されています。
各ボタンの機能

同期プロファイルを新規作成します。クリックすると設定ウィザードが起動します。

作成済みの同期プロファイルの詳細設定(同期アイテムの指定、フィルター、復元など)を行います。

画面下の同期プロファイル一覧で選択した同期プロファイルの手動同期を実行します。

すべての同期プロファイルについて手動同期を実行します。

同期中の処理を中断します。
Settings(同期プロファイルの詳細設定)
Settingsボタンをクリックすると、同期プロファイル一覧で選択した同期プロファイルの詳細設定(同期アイテムの指定、フィルター、復元など)を行うことが出来ます。
作成したプロファイルのタイプ(FTP経由、Google経由、LAN経由、USB経由)によって設定項目が若干異なりますが、ほとんどは共通しています。
ここではUSBプロファイルの詳細設定画面を使って説明し、最後に各プロファイルタイプ固有の設定項目で解説が必要そうなものについて触れていきます。
Generalタブ

Generalタブでは、同期の履歴や同期させる周期(タイミング)などを設定します。各項目の解説は以下のとおり。

プロファイルタイプが「4Team FTP Service」の時に特有の設定項目
プロファイルタイプが「FTP」の時に特有の設定項目
Data Folders and Filtersタブ

Data Folders and Filtersタブでは、同期させたいOutlookの項目,同期させる期間,分類項目などアイテムごとに細かな同期設定を行うことができます。
- 画面左のフォルダーツリー(樹形構造)になっているOutlookアイテムの中から、同期させたいものにチェックを入れます。
- アイテムを選択すると画面右側の「Edit Filters」ボタンがクリックできるようになります。
- サブフォルダのあるアイテムを選択すると、フォルダーツリー下のボタンがアクティブになります。「Select subfolders」をクリックすると選択したアイテムに含まれるサブフォルダをすべて選択します。「Unselect subfolders」はその逆です。
- フォルダーツリーでは、Outlookで規定のデータファイルとして設定されているOutlookフォルダが表示されますが、「Show All Storage Folders」にチェックを入れると、Outlook上に読み込んでいるその他のデータフォルダも表示されます。
Edit Filters
Edit Filtersボタンをクリックすると、選択したアイテムの特性に応じたフィルター条件が設定できます。

プロファイルタイプが「Google Calendar Sync」の時に特有の設定項目
プロファイルタイプが「Google Tasks Sync」の時に特有の設定項目
プロファイルタイプが「Google Tasks Sync」の場合、Data Folders and FiltersタブからOutlookと同期させるGoogleタスク(TODOリスト)を指定することが出来ます。
基本的な操作は画面の「Add」「Edit Filters」「Change」「Remove」のボタンを使って行います。

Google側のTodoリストが読み込まれます。

「Add」ボタンをクリックし、フォルダーツリーから任意のタスクフォルダを指定(または作成)すると、OutlookのタスクフォルダがGoogle側に同期されます。

同期しているGoogleタスクの一覧の1つを下から選択し「Edit Filters」をクリックすると、タスクリストの同期方法を制御できます。

同期しているGoogleタスクの一覧の1つを下から選択し、「Change」をクリックすると、選択したGoogleタスクリストを同期させるOutlook側のタスクフォルダを変更できます。
「Remove」ボタンは、タスクリストの同期対象から外すだけなので、GoogleもしくはOutlookのタスクフォルダ(リスト)自体は削除されません。タスクフォルダ(リスト)そのものを削除するには、OutlookおよびGoogleタスクの画面から直接削除する必要があります。
Other Settingsタブ
Other Settingsタブでは、同期前の自動バックアップの有効化(又は無効化)を切り替えることが出来ます。また、同期前の状態に復元する機能にアクセスすることが出来ます。

How to sync with another PC タブ
Synchronization Setup Wizard(同期設定ウィザード) の最後に表示される同期用IDを参照できます。
同期用IDは他のPCとの同期を設定する際に使用します。
