Outlook mobile 使い方ガイド(4)

スマホ版Outlookアプリの基本操作(予定表編)

ここでは、スマホ版Outlookアプリの予定表画面の見かたや、予定の作成といった基本的な使い方について解説します。

予定表画面の構成

画面右下のカレンダーアイコンをタップすると、前回選択した表示形式に基づいた予定表画面(アプリ初回起動時は予定リスト形式)が表示されます。

予定表の表示形式を変更するには、画面上部のアイコンをタップして好みの形式を選択します。

各表示形式の見かたと操作

各表示形式の見かたと操作方法を以下のスライドにまとめました(スライド内の画像はタップすると拡大できます)。

リスト表示(議題)形式
1日表示形式
3日表示形式
月表示形式

一日の予定が少ない方は、月表示形式がおすすめですが、スマホアプリ版の場合は、カレンダー上の予定をタップしてもダイレクトに予定の詳細画面が開けないのがやや難点です。

予定の作成・編集

新しい予定を予定表に追加するには、画面右上にある「」アイコンをタップするか、予定を追加したい日付や空き時間帯をロングタップして新規作成画面を開きます。

既存の予定を編集する場合は、予定表上で編集したい予定をタップして開きます。

予定作成のステップ

予定の作成で最低限必要になるのは、予定のタイトルと日時の設定です。他の項目は必要に応じて設定してください。

予定のタイトルを入力
プリセットタイトル

予定(またはイベント)のタイトルを入力します。

タイトルを素早く設定するには、タイトル入力欄の左側(画像の例では緑色の)をタップしてあらかじめ用意されているタイトルから選択します。

日時の設定

あらかじめ現在日時やカレンダーでタップした日時が入力されているので、日付と時間部分をタップして希望する日時になるように設定します。

補足
  • 時間帯を特定する必要がない予定の場合は、「終日」欄のスイッチをONにします。
  • 日付選択用の月次カレンダーと時間入力用のタイムテーブル画面は左右のスワイプで切り替えることができます。
予定の保存先(カレンダー)を選択

複数の予定表(カレンダー)を使用している場合は、画面最上部「新しいイベント」と書かれたすぐ下の矢印をタップして作成中の予定を保存するカレンダーを指定します。

既定の保存先はアプリの設定から変更することができます。

予定を保存

必要に応じて場所や通知などの項目を入力して、最後に画面右上のをタップして予定を保存します。

任意の設定項目

連絡先
参加者の追加画面

連絡先をタップして、イベントの出席者を追加すると、予定を保存した際にイベントの案内が各出席者(メンバー)にメールで送信されます。

ミーティングやパーティ、旅行など、複数人が参加するイベントの主催者が使用すると便利な機能で、案内を受け取った人は、メール内の出欠のリンクをクリックするだけで簡単に予定を自分のカレンダーに登録できる他、出欠の返事がメールを介して主催者側の予定表に自動的に反映します。

  • 連絡先の設定は、相手へのメール通知が伴う為、単に自分の備考として使用しないように注意してください。
  • 連絡先の追加画面では、イベントへの出席が必須のメンバーと、任意出席のメンバーを分けて入力でき、任意出席者として追加すると、任意出席者である旨が相手にも通知されます。なお、操作自体は共通のものとなっています。
  • 主催者側の予定がキャンセルされると、キャンセル通知が出席者に送信されます。
場所
場所の入力画面

場所をタップすると住所入力用のウィンドウがポップアップして、予定の場所を設定することができます。

単純に場所の名前を入力する以外に、お店や駅、ランドマークなどの名称から検索して設定することも可能です。

場所の候補(住所が表示されているもの)から選択するか、文字入力後にキーボードの「完了」をタップして設定します。

設定例

候補を使って設定すると左の画像のように予定詳細画面に地図が表示され、後で予定を確認する際、経路検索を実行できます。

Skype通話

連絡先(=出席者)を追加し、Skypeを使ってオンラインミーティングを開催する場合に、スイッチをONしておくと、イベント案内のメールにSkypeミーティングのリンクが挿入されます。

自分だけの予定の時には使用しません。

説明

タップして予定に関する備考などを入力します。なお、連絡先を追加している場合は、出席者へのメッセージを入力します。

繰り返し

定期的に実行する予定の場合は、「繰り返し」をタップして予定を実行する間隔を日・週・月・年単位設定できます。

通知

予定の開始時刻前に通知をするタイミングを指定できます。なお、タイミングの既定値や通知音はアプリの設定画面で変更することができます。

公開方法

予定を追加する予定表(カレンダー)をメンバーに公開(共有)する設定をしている場合に、追加した予定をメンバーに対してどのように表示させるかを以下の4つから指定できます。

  • 予定あり
  • 空き時間(≒予定なし)
  • 仮の予定(≒未確定の予定)
  • 外出中
プライベート

予定を追加する予定表(カレンダー)をメンバーに公開(共有)する設定をしている場合に、追加した予定をメンバーに対して非公開にします。

予定の確認・編集・削除

作成した予定の詳細を確認したり、編集・削除する場合は、予定表画面で対象の予定をタップして開きます。

予定詳細の表示例
補足
  • 上記の画像は、連絡先(出席者)を追加した予定の表示例です。連絡先を追加していない予定の場合は、出席者は表示されません。また、予定の削除コマンドが「イベントの取り消し」ではなく、「イベントの削除」になります。
  • 出席者の詳細をタップすると、その出席者の連絡先詳細と、同席した過去のイベント履歴を確認することができます。
  • 経路検索で使用するマップアプリは、アプリの設定画面で選択することができます。

予定表の共有

カレンダーを他のユーザーと共有する手順は、以下のスライドにまとめました。

予定表画面で、左上にあるアカウントアイコン(プロフィール画像orイニシャルor三本線or家マーク)をタップしてメニューを表示します。
メニューを開く
共有設定をおこなうカレンダーの「設定」アイコン(歯車マーク)をタップします。
カレンダーの設定を開く
「共有」セクションの「+ユーザーの追加」をタップします。
+ユーザーの追加をタップ
メアドや名前を検索ボックスに入力し、一覧から共有するユーザーをタップします。複数のユーザーを選択可能です。
共有するユーザーを選択
ユーザーを選択し終わったら画面右上の矢印をタップします。
右上の矢印をタップ
追加したユーザーをタップして、共有カレンダーへのアクセス権限を設定し、画面右上のチェックマークをタップします。
権限を設定して確定
カレンダーの設定画面の共有セクションにユーザーが表示されたら設定完了です。
設定完了