Outlook mobile(Outlook for iOS/Android)は、メール・カレンダー・連絡先機能が一つになった多機能なスマホ用メールアプリで、Microsoft系のフリーメールだけでなく、GmailやiCloud、プロバイダメールを設定して使うことができます。
前身となるMicrosoftのOutlook.com専用アプリは、機能的にも使いにくくデザインもパッとしないものでしたが、現在のOutlook mobile はGoogleのGmailアプリに引けを取らない使いやすさとモダンなデザインを備えて、大幅な進化を遂げました。
特に、Microsoft系のフリーメール(≒Microsoftアカウント)を使用することで、Outlook.comのサーバーを介して、PC版のOutlookとメール・カレンダー・連絡先 ※を簡単かつ無料で同期できる点は、他社製のメールアプリやフリーメールサービスにはない特徴と言えるでしょう。
投稿日現在、ToDo(タスク)の同期は簡易的なもので、別途Micfosoft ToDoアプリと連携して機能を拡張する仕様になっています。
この特集では、Outlook mobile (スマホ版Outlook)の初期設定から基本的な使い方を、見やすいスクリーンショットとスライドでわかりやすく解説します。
メールアカウントのセットアップ
Outlook mobileでは、Outlook.comメール ※1、Gmail、iCloud ※2、ヤフー ※3といった主要フリーメールの他、プロバイダーメール ※3のアカウントを1つまたは複数セットアップして使用することができます。
- @outlook.com/jp、@live.com/jp、@msn.com、@hotmail.comなどを含む
- @me.comを含む
- IMAP接続(メールのみ同期)
メールのセットアップ方法については以下の記事にまとめました。
基本操作
アプリの画面や操作方法は、Gmailの公式アプリに似ているので、Gmailアプリから乗り換える方はさほど違和感なく始めることができます。
アプリの操作に自信がない方や、各画面でどんなことができるのかを知っておきたい方は、以下の記事をご覧ください。
アプリの設定(カスタマイズ)
メールアカウントをセットアップしてしまえば、初期設定のままでも問題なく使えるはずですが、ご自身の利用スタイルに合わせてアプリの動作設定をある程度カスタマイズできます。
例えば、新規作成メールの末尾に挿入される署名、新着メールの通知、メールをスワイプした時の動作、優先受信トレイの使用、メールのスレッド表示などは、最初に設定を調整しておくと良いでしょう。
PC版Outlookと同期させてもっと便利に
PC版Outlook(WindowsやMacにインストールして使用するMicrosoft Office Outlook)を持っているなら、@outlook.comなどのMicrosoft系メールをPC版OutlookにOutlook.comアカウントをセットアップすると、メールボックス・カレンダー・連絡先を(そして一応ToDOも)、ほぼリアルタイムで双方向に同期(一方に変更があるともう一方の情報が自動的に更新されること)ができます。
自宅やオフィスでは大画面ですべての機能が使えるPC版Outlookを使って、すべての情報を効率よく管理したいとお考えなら、ぜひPC版Outlookも試してみてください。
PC版Outlookをお持ちでない方は、常に最新版が使える Microsoft 365 Personal がおすすめ!公式サイトなら1か月無料でお試し可能です。詳しくは以下をご覧ください。
Office 365 サービス(Microsoft 365)