脱GoogleのためのNAS活用ガイド(7)

NAS対応 おすすめスマホアプリ

2021/2/24
2021/2/14

ここではNASと組み合わせることで とても便利になる美しさと機能を兼ね備えたスマホアプリをいくつか紹介します。これらのアプリは自宅でNASに接続するように設定してしまえば、外出先ではOpenVPNアプリのスイッチをONにするだけで自宅にいるのと同じように音楽や写真を利用できるスグレモノです。

これらのNAS対応アプリを設定する際のポイントは、NASのアドレス欄に NASのコンピューターネームではなく、あらかじめ固定したローカルネットワークのIPアドレス(例:192.168.1.x)を指定することです。

NASへの接続情報を正しく入力しているはずにもかかわらず「フォルダが見つからない」とか「アクセスが拒否されました」とかのエラーが出る場合は、こちらを参考にユーザー権限を再度確認してみましょう。

音楽再生

Flacbox

Flacbox は FLAC, ALACといった無劣化・高音質のフォーマットにも対応した音楽再生アプリで、NASはもちろん、端末内ストレージ、GoogleドライブやOneDriveなどのクラウドストレージにも対応しています。

今はなきGoogle Play Musicに近いライブラリのジャケット表示や、イコライザー付きプレイヤーのUIが使いやすく、標準のダークテーマ以外にも白を基調としたライトテーマが用意されているので、プレイヤーのデザインを気にする方にもおすすめです。通信量節約のためのオフラインモード(ダウンロード)や一時キャッシュなどの快適機能にも抜かりがありません。

一方で、一部の操作に慣れが必要なことや、設定画面のわかりにくさ、初回のライブラリ同期処理に時間がかかること、広告表示(1回課金で解除可能)はマイナスポイントです。

他には、Flacboxとはやや趣の異なる高機能な音楽プレイヤーアプリとしてMusicStreame‪r‬というのもあります。こちらはライブラリ同期処理が高速なこと、ライブラリ内のジャケットサイズをピンチズームで調整したりできます。200曲まで登録できるお試しライト版もあるので興味のある方は試してみてください。また私は試していませんが、CloudBeatsというiOS版Andoroid版の両方で提供されているアプリも使えそうです。

動画再生

nPlayer

nPlayer は 多くの動画フォーマットに対応しているメディアプレイヤーで、すっきりとしたデザインのUIと軽快な動作、ジェスチャー対応、お気に入りフォルダ、プレイリスト、オフライン用ダウンロード、キャスト対応など、NAS内の動画を快適に見るための機能はひと通りそろっているお気に入りのアプリです。テーマはダークテーマとライトテーマに加えて好みの配色をカスタム可能。

動画での利用がメインとなりますが、音楽ファイルの再生や画像ファイルを表示・スライドしたり、動画や画像フォルダをグリッド表示にすれば動画以外の用途でも活躍します。

nPlayer のNAS設定

  • タイトル
    わかりやすい名前

  • ホスト
    NASに固定で割り当てているローカルIPアドレス(例:192.168.1.100)

  • ユーザーとパスワード
    下記のパスで指定したフォルダへのアクセス権限があるNASユーザーのユーザー名とパスワードを入力します。

  • ポート
    特に指定しなくても問題ありません。

  • パス
    アプリからNASを開いたときに最初に表示するフォルダまでのパスアドレス(例:homes/username/picture など)。何も指定しなければNASの最上位フォルダが表示されますが、毎回目的の場所まで辿らなくてはならないので注意。

ダウンロード

iOS版Android版
※ 買い切りアプリで充分価値はあると思いますが、広告付き無料版で機能を確認することができます。

写真管理・文書管理

PhotoSync

PhotoSyncは、Googleドライブ等の各種クラウドストレージをはじめ、Wi-Fi対応デジカメ、NASやFTP、WebDAVといったように多様な記憶スペースと連携できるアプリです。

NASとあわせた運用では、VPN接続を使って写真のアップロード・ダウンロードをするといった基本的なことも可能ですが、自宅のWi-Fi圏内に入った時に、指定したNASフォルダにスマホ内の写真を転送&転送済み写真の削除まで全自動でやってくれる機能がかなり便利で、有料アプリですが一度使うと手放せなくなります。

PhotoSync のNAS設定

  • サーバー
    NASに固定で割り当てているローカルIPアドレス(例:192.168.1.100)

  • ログイン・パスワード
    下記「ネットワーク共有」で指定したフォルダへのアクセス権限があるNASユーザーのユーザー名とパスワードを入力します。

  • ネットワーク共有
    アプリからNASを開いたときに最初に表示するフォルダまでのパスアドレス(例:homes/username/picture など)。何も指定しなければNASの最上位フォルダが表示されますが、毎回目的の場所まで辿らなくてはならないので注意。

  • ポート
    445(デフォルト値)。通常は変更しなくても問題ありません。

  • SMBバージョン
    自動のままで問題ありません。

ダウンロード

iOS版Android版
※iOS版は買い切り有料版のみ、Android版は無料の基本機能にアプリ内購入でNASアクセス機能等を追加できます。

FE File Explorer

FE File Explorer は がつくほど軽快なファイル管理&ビューワーで、代表的なクラウドストレージやNAS、コンピューター、FTP、WebDAV等々と接続できる定番アプリです。

基本的にはWindowsのエクスプローラーの様に、フォルダにアクセスしてファイルを開いたり整理したりするといった利用スタイルなので、たくさんの動画や音楽を効率的に楽しむには上で紹介したような専用アプリにかないませんが、1つのファイルを開くスピードはピカイチで、写真はもちろん、WordやExcelファイル、PDFファイルも驚くほどの速さで表示してくれます

編集が不要ならMicrosoftやAdobeの純正アプリで文書ファイルを開くよりもFE File Explorerで見た方が快適かもしれません。アプリ自体にWordやExcelの編集機能はないので、その時はこのアプリから別のアプリに転送したり、スマホ内のフォルダに直接ダウンロードしたりして作業します。

FE File Explorer のNAS設定

  • 表示名
    わかりやすい名前

  • ホスト名/IPアドレス
    NASに固定で割り当てているローカルIPアドレス(例:192.168.1.100)

  • パス
    アプリからNASを開いたときに最初に表示するフォルダまでのパスアドレス(例:homes/username/picture など)。何も指定しなければNASの最上位フォルダが表示されますが、毎回目的の場所まで辿らなくてはならないので注意。

  • ポート
    445(デフォルト値)。通常は変更しなくても問題ありません。

  • ユーザー名とパスワード
    上記のパスで指定したフォルダへのアクセス権限があるNASユーザーのユーザー名とパスワードを入力します。

ダウンロード

iOS版Android版
※いずれも機能が制限された無料版も用意されています。

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