Outlook mobile 使い方ガイド(2)

スマホ版Outlookアプリにメールアカウントを設定する方法

2020/7/12
2019/4/16

スマートフォン用Outlookアプリでは、Microsoftの Office 365、Outlook.com、Exchangeに加え、Yahoo!メール、iCloudメール、Gmailといった主要なフリーメールと、インターネットプロバイダーや格安SIMなどで契約者に提供される一般のメールアカウント(IMAP)が設定可能です。

ここでは、iOS版のOutlookアプリを例に、各種アカウントのセットアップ方法を紹介します。

Android版のOutlookアプリとは画面が一部異なりますが、基本的な流れは同じですので、適宜読み替えていただければと思います。

新規にOutlook.comのメールアドレスを取得して設定する場合

スマートフォンのOutlookアプリから、メールアドレスを新規に取得してセットアップするには、以下の手順で操作します。なお、既存のメールアドレスを使って設定する方法については、この後のセクションをご覧ください。

アプリ起動後の最初の画面で「新しいアカウントの作成」をタップします。
新規作成ボタンをタップ
取得したいメールアドレスの @より左の部分を入力し、右側の下矢印をタップしてドメイン(@より右側の部分)を選択して「次へ」をタップします。
取得したいメールアドレスの入力
パスワードを入力して「次へ」をタップします。 パスワードは必ずメモしておいてください。
パスワードの設定
画面に表示された画像の文字列を入力欄に入力して「次へ」をクリックします。読みにくい場合は、画像の横にある「新規」を押すと別の画像が表示されます。
画像認証
プライバシー設定が表示される場合があります。お好みで構いませんが、今回は画像のように設定しました。
プライバシー設定
任意で複数のメールアドレスを追加できますが、ここでは「後で」をタップします。
別のメールを追加はスキップ
アプリを初めて使用する場合は通知の許可を求められる場合があります。画像のように通知を許可します。
アプリの通知設定
メールアドレスが設定され受信トレイが表示されたら設定完了です。
設定完了
補足
  • スライド2枚目で選択するドメイン(@より右側の部分)はお好みです。ドメインによって利用できる機能に変わりはありませんが、既に他人が取得しているアドレスは取得できません。比較的@より左側の文字列で狙ったものが取得しやすいのは、ユーザー数が最も少ない「outlook.jp」です。
  • 以前はアカウント作成時に名前の入力を求められましたが、投稿日現在では、アカウント作成後に、Microsoftアカウントのダッシュボードでプロフィールを任意で編集するように仕様が変更されたようです。

Microsoft系のメールアドレスを取得済みの場合

@outlook.comや@outlook.jp、@hotmail、@live.jp、@msn.comなどのMicrosoft系のメールアドレスを既にお持ちの場合は、それらのメールアドレスをOutlookアプリに設定することができます。

取得済みの @outlook.jpや@outlook.comなどのメールアドレスを入力して「アカウントの追加」をタップします。
Microsoftアカウントで2段階認証を有効にしていない場合は、Microsoftアカウントのパスワードを入力して「サインイン」をタップします。
Microsoftアカウントで2段階認証を有効にしている場合は、確認コードや認証アプリ等で追加の承認をおこないます(設定により画面が異なります)。
プライバシー設定が表示される場合があります。お好みで構いませんが、今回は画像のように設定しました。
任意で複数のメールアドレスを追加できますが、ここでは「後で」をタップします。
アプリを初めて使用する場合は通知の許可を求められる場合があります。画像のように通知を許可します。
メールアドレスが設定され利用準備が整いました。
補足
  • OutlookアプリにMicrosoft系のアカウントを設定すると、連絡先やカレンダー機能も有効になります。
  • スライド3枚目の2段階認証プロセスは、Microsoftアカウントで2段階認証を有効にしていない場合は表示されません。また選択した認証方式によっては上記スライドと異なる画面が表示されるかもしれません。

Gmailを設定する場合

設定したいGmailのメールアドレスを入力して「アカウントの追加」をタップします。
OutlookアプリでGoogleアカウントにログインする画面が表示されたら、「次へ」をタップします。
Googleアカウントのパスワードを入力して「次へ」をタップします。
Googleアカウントで2段階認証を有効にしている場合は、確認コードや認証アプリ等で追加の承認をおこないます(設定により画面が異なります)。
本人確認のための確認コードを求められた場合は、画面の指示に従って「配信」をタップします。
SMSに届いたコードを入力欄に入力します。
OutlookアプリがGoogleアカウントの情報(メール、予定表、連絡先など)に接続することになるため、「許可」をタップします。
プライバシー設定が表示される場合があります。お好みで構いませんが、今回は画像のように設定しました。
任意で複数のメールアドレスを追加できますが、ここでは「後で」をタップします。
アプリを初めて使用する場合は通知の許可を求められる場合があります。画像のように通知を許可します。
メールアドレスが設定され利用準備が整いました。
補足
  • スライド4枚目の2段階認証プロセスは、Googleアカウントで2段階認証を有効にしていない場合は表示されません。Googleアカウントのセキュリティ設定によっては上記スライドとは異なる追加の認証プロセスが表示されるかもしれません。
  • スライド7枚目のアクセス許可は、OutlookアプリでGmailおよびGoogleカレンダー、コンタクトを利用する上で必須です。Gmailメールだけを利用したい場合は後述の IMAPを設定する手順 でGmailだけを追加します。
  • Wi-Fi接続下でセットアップすると、Googleの連絡先やカレンダーがうまく読み込めない場合がありました。その場合は、いったんアプリを終了させて、Wi-Fiを切断し、モバイルデータ通信でアプリを起動してみてください。

Yahoo!メールを設定する場合

Yahoo!メールを設定する場合は、事前にYahoo!メール側でIMAP接続を許可する設定が必要です。

Yahoo!Japanのメールアドレスを入力し「アカウントの追加」をタップします。
IMAPの設定画面が表示されたら「詳細設定の使用」のスイッチをONにします。
IMAPユーザー名とSMTPユーザー名を修正し、それぞれパスワードを入力します。※ ユーザー名については下記補足を参照
プライバシー設定が表示される場合があります。お好みで構いませんが、今回は画像のように設定しました。
任意で複数のメールアドレスを追加できますが、ここでは「後で」をタップします。
アプリを初めて使用する場合は通知の許可を求められる場合があります。画像のように通知を許可します。
メールアドレスが設定され利用準備が整いました。
補足
  • Yahoo!JAPANの場合、上記スライド3枚目のメールサーバーにログインするためのユーザー名は、メールアドレスではなくYahoo! JAPAN IDとなっています。アプリの自動構成ではIMAPおよびSMTPユーザー名がメールアドレスになっているので、手動で修正する必要があります。
  • Yahoo! JAPAN IDとは別に「シークレットID」を設定している場合は、メールサーバーにログインするためのユーザー名は、シークレットIDになります。
  • 初期設定のメールアドレスから変更した「ニックネームアドレス」を使用している場合は、Outlookアプリに設定するメンバーもニックネームアドレスを使用します。
  • サインインでエラーになる場合は、Yahoo!側の設定でIMAPが有効になっているか確認してください。
  • Yahoo!JAPAN IDでワンタイムパスワード(2段階認証)を有効にしている場合でも、Outlookアプリで設定する際に追加の認証などはありません。
  • Yahoo!メール(Yahoo!JAPANのメール)は、アメリカ版YAHOO!メールとはサービスの仕様が異なるため、Outlookアプリでは、IMAPメールのみ利用できます(カレンダーや連絡先機能を利用することは出来ません)。
参考

iCloudメールを設定する場合

お使いのApple IDのセキュリティ設定で2ファクタ認証(2段階認証)を有効にしている場合は、事前にApple IDにログインしてAppパスワードを用意してください。

iCloudで使用しているメールアドレスを入力し「アカウントの追加」をタップします。
iCloudのパスワードを入力して「サインイン」をタップします。※apple IDで2ファクタ認証を有効にしている場合は、別途生成したApp用パスワードを使用します。
プライバシー設定が表示される場合があります。お好みで構いませんが、今回は画像のように設定しました。
任意で複数のメールアドレスを追加できますが、ここでは「後で」をタップします。
アプリを初めて使用する場合は通知の許可を求められる場合があります。画像のように通知を許可します。
メールアドレスが設定され利用準備が整いました。
補足
  • OutlookアプリでiCloudを設定すると、メールの他にカレンダーと連絡先も利用できますが、例えばサブでiCloudメールだけを利用したい場合は後述のIMAPを設定する手順でiCloudメールだけを追加することもできます。

IMAP(プロバイダーメール等)を設定する場合

自宅で使用しているプロバイダメール、会社や学校等で提供されているメール、格安SIMなどで提供されているメールは、IMAP方式のものがほとんどです。これらのメールアドレスはMicrosoftアカウントがなくても設定することができます。

次のスライドは私の持っているメールアドレスの設定例です。実際の設定に必要な情報はご利用のプロバイダーやシステム管理者にお問い合わせください。なお、スマホ版のOutlookアプリはPOP3接続には対応していません

Gmail、Yahoo!メール、Outlook.comメールを手動でIMAP設定するには、事前に各フリーメール側でIMAP接続を許可する設定が必要です。また、GoogleやMicrosoftアカウントで2段階認証を有効にしている場合は、通常のパスワードに代えてアプリパスワードが必要になる場合があります。

プロバイダーから提供されているメールアドレスを入力し、「アカウントの追加」をタップします。
メールプロバイダーの選択画面で「IMAP」を選択します。
IMAPのメールアドレス設定画面が表示されたら、詳細設定の仕様のスイッチをONにします。
お使いのプロバイダーの設定情報を見ながら必要項目を入力し「サインイン」をタップします。必要に応じて後述の設定例も参考にしてください。
プライバシー設定が表示される場合があります。お好みで構いませんが、今回は画像のように設定しました。
任意で複数のメールアドレスを追加できますが、ここでは「後で」をタップします。
アプリを初めて使用する場合は通知の許可を求められる場合があります。画像のように通知を許可します。
メールアドレスが設定され利用準備が整いました。

IMAPの設定例

インターネットプロバイダーのひとつBiglobe(ビッグローブ)を例に見てみましょう。 その他のプロバイダーでも以下と同様の情報が公式サポートページで公開されているはずです。

なお、プロバイダーによっては IMAPの他にPOP3方式の設定情報を合わせて掲載している場合があるので間違えないようにしましょう。

設定情報の例

項目
名前日本 太郎
メールアドレスmy-address@abc.biglobe.ne.jp
アカウントmy-address@abc.biglobe.ne.jp
パスワードmy-password
IMAPサーバーmail.biglobe.ne.jp
MAPポート番号SSLあり:993、SSLなし:143
SMTPサーバーmail.biglobe.ne.jp
SMTPポート番号SSLあり:465、SSLなし:587

上記の例をOutlookアプリに設定する場合は以下のようになります。

  • 電子メールアドレス
    my-address@abc.biglobe.ne.jp

  • 表示名
    日本 太郎 (または Taro Nippon)

  • 説明
    入力不要です。 本記事執筆時のアプリでは説明欄の日本語入力が正常に動作しませんでした。この手のバグは海外製のアプリによくあります。

  • IMAP ホスト名
    mail.biglobe.ne.jp:993

    メールサーバーの後ろに半角で「:(コロン)」とポート番号を入力します。ポート番号はSSLありの方を使用します。

  • IMAPユーザー名
    my-address@abc.biglobe.ne.jp

    ※ ほとんどのプロバイダでは、ユーザー名=メールアドレスです。

  • IMAPパスワード
    my-password

    ※ プロバイダーから通知された、もしくはご自身で設定したメール用のパスワードを入力します。一般に、プロバイダーの契約者アカウント&パスワードと、メール用のパスワードは異なります。

  • SMTP ホスト名
    mail.biglobe.ne.jp:465

    メールサーバーの後ろに半角で「:(コロン)」とポート番号を入力します。ポート番号はSSLありの方を使用します。
    ※ プロバイダーによっては、IMAPホスト名と SMTPホスト名が異なる場合があります。

  • SMTPユーザー名
    my-address@abc.biglobe.ne.jp

    ※ 一般的にSMTPユーザー名はIMAPユーザー名と同じです。

  • SMTPパスワード
    my-password

    ※ 一般的にSMTPパスワードはIMAPパスワードと同じです。

IMAP接続設定に関する参考リンク

以下は、国内大手プロバイダーと、GmailおよびiCloudのIMAP接続設定に関するリンクです。

その他のプロバイダーをご利用の方は ご利用の「プロバイダー名」と「IMAP」のキーワードで検索すると、たいていの場合 設定情報を見つけることができるので探してみてください。

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