ここではConpanionLinkの詳細設定について解説します。
詳細設定では、すでに説明した基本設定での項目を含むOutlook側のすべての同期設定にアクセスできます。
Outlookの同期対象フォルダや同期範囲の指定、分類項目フィルタ、全設定のリセットなど、より高度な設定が必要な場合に設定をおこないます。
- 詳細設定画面には通常の設定画面の左下にある「Advanced」ボタンからアクセスします。
- 便宜、同期の相手方をGoogleとして解説・記述していますが、その他のクラウドサービスやデバイスと同期させる場合は適宜読み替えてください。
一般タブ
予定表タブ
例えばGoogleカレンダーに10年分の予定をため込んでいるなら、初回同期の際に「3650」(365日X10年)を入力すればGoogleカレンダーからOutlookに予定が取り込まれます。同期のパフォーマンスが低下していると感じる場合は、適宜範囲を調整して下さい。
Field Mapping タブ
Outlookの連絡先アイテムフィールドとGoogleコンタクトのフィールドをマッピングします。
- フィールドとは住所や電話番号、複数のメールアドレスなど、連絡先に含まれる各種情報の種類を識別するための項目のことです。マッピングとは異なるデータベース間を同期接続する際にフィールド項目を一対一で割り当てることです。
- フィールドマッピングはデフォルトのままで問題ないはずですが、強いていうならば「Email Fields」「Miscellaneous」「Note and Picture」の3つについては確認したほうが良いかもしれません。
マッピング変更の操作
Outlookの連絡先に関するフィールドは膨大なので区分ごとに表示を切り替えてマッピングをおこなっていきます。
一番上の「最も適当なフィールドを選択してください」と書かれた右のプルダウンリストから連絡先フィールドの区分を選択します。フィールド区分は以下のとおりです。
左側のGoogleコンタクトのフィールドに対して、割り当てるOutlook側のフィールドをプルダウンリストから選択します。
カテゴリーフィルタタブ
同期元のデータベースがOutlookの場合、Outlookの特定の分類項目に属するアイテムだけを同期させたい場合に、このタブから設定することが出来ます。デフォルトでは全ての分類項目(分類項目がないものを含む)が同期されます。
電話番号形式タブ(設定必須)
基本設定でおこなったものと同じタブです。どちらで内容を編集しても構いません。
同期項目タブ
基本設定でおこなったものと同じタブです。どちらで内容を編集しても構いません。
Outlook Folders タブ
同期させたいOutlookのアイテムフォルダをプルダウンリストから選択して指定します。
サブフォルダも含めてGoogleに同期させたい場合は「サブフォルダを含む」にチェックを入れます。Google側で新規作成したアイテムはここで指定したフォルダに同期されます。
上記画像は同期の相手方をGoogleとした場合のものです。そのため、Notes(メモ)フォルダのオプションが非表示になっています。
詳細設定タブ
基本設定でおこなったものと同じタブです。どちらで内容を編集しても構いません。
Outlookのプロファイルタブ
基本設定でおこなったものと同じタブです。どちらで内容を編集しても構いません。
Supportタブ
Dedupe処理は重複したアイテムを一括して削除する上級者向けの機能です。アイテム数が膨大な場合は特に影響が大きいので事前にバックアップを取るなど慎重に使用してください。詳しくは公式サイトのナレッジベースを参照してください。
以上で詳細設定は完了です。