Spotify の使い方


海外の大手ストリーミングサービスのひとつである Spotify が 2016年秋 から日本でも利用できるようになりました。公式サイトのヘルプが読みにくいのでサービスの概要や使い方を整理してみました。 詳細な総目次はこのページの最後に掲載しています。

Spotify とは

クラウド上の膨大な音楽ライブラリからいつでもインターネットを経由して音楽を聴くことができる点では、Google Play Music や Apple Music 等とほぼ同様のサービスといえますが、PCやスマホ、タブレットといったデバイスだけでなく、対応しているスピーカーやテレビなら直接Spotify上の楽曲をストリーミング再生可能なので、クラウド上の音楽を室内でより高音質で楽しむことが出来ます。また、無料版で利用できる範囲が広いのも大きな魅力です。

Spotify の利用イメージ

Spotifyの利用イメージ

Spotifyを再生するには、PCやスマホ、タブレットの場合はアプリ(WindowsiOSAndoroid)を使用しますが 対応スピーカーやPlayStationなどで利用する場合は 各機器側で用意されているアプリ等で設定や操作を行います。

対応スピーカーやPlayStationを使った再生では 「Spotify Connect」という仕組みを使って、スマホ等にインストールしたSpotifyアプリから再生をコントロールすることも出来ます。

Spotify Connect は対応デバイスがSpotify上の楽曲を直接ストリーミング再生するのを制御しますが、対応デバイスはスマホと独立して音楽を再生するので、例えばスマホからBluetoothスピーカーに音楽を「飛ばす」場合に比べて音の劣化が少なく、スマホのバッテリー消費を気にする必要もありません。またスマホでの再生は、着信があると音楽が一時停止しますが、Spotify Connect 対応デバイスでの再生なら、音楽が停止することはなく、従来の室内音楽再生装置(ミニコンポのような)に近い使用環境を得ることが出来ます。 Spotify Connect(公式ヘルプ)

 

サービスの基本仕様

2017.2 現在

  • 利用料:無料(広告あり。一部再生機能等に制限)とPremium(980円/月。月額課金またはギフトコードによるチャージ)の2種類
  • 楽曲数:4,000万曲(Google Play Music 同等)
    ただし公式ヘルプの「国の設定の変更」の記述によれば 音楽の配信内容は国によって異なるようです。 なお4,000万曲が日本版Spotifyの配信数かどうかはヘルプからはわかりませんでした。
  • 最大ビットレート:320kbps
    最高音質を選択できるのはPremiumのみ。
    オーディオの音質設定(公式ヘルプ)
    Spotifyでは、ストリーミングにどのビットレートを使用していますか?(公式ヘルプ)

    ファイルの音質別に 1曲あたり5分の曲が、高速通信の制限容量内で何曲聴けるかの目安。 ※禁無断転載。 クリックすると拡大します。

    BIGLOBE(ビッグローブ) SIM「エンタメフリーオプション」なら、480円(税別)/月~で、YouTube、Google Play Music、Apple Music、Abema TV、Spotifyのデータ通信量が制限なく楽めます。

    スマホ版では標準・高音質・最高音質の3種類から、ストリーミング再生用とダウンロード(オフライン再生用に保存する。Premium機能)用それぞれの設定が可能です。 なおストリーミング再生用には、再生時のネットワーク速度に応じて最適な品質を自動選択するオプションが用意されています。 標準では「自動」が選択されているので モバイル利用がメインで通信量を極力節約したい場合は「標準」を選択しておくと良いでしょう。 PC版には最高音質を有効にするオプションのみが提供されています。

  • 歌詞表示機能:あり。すべての楽曲ではありませんが歌詞表示機能が提供されています。曲によっては音楽と歌詞表示が同期されているものもあります。
  • 楽曲の購入機能:なし
  • 手持ちの楽曲のアップロード機能:なし
  • アプリによるデバイス内の音楽ファイル再生:SpotifyアプリではPCやスマホに保存されている手持ちの音楽ファイルを再生できます。対応するファイル形式は原則 .MP3 ファイルで、PC版のみ .mp4と.m4p にも対応します。
    ローカルファイル(公式ヘルプ)

 

Spotifyのメリットとデメリット

メリット

  • 無料版でも4,000万の楽曲にアクセス可能
    無料版でもSpotify上の楽曲(プレイリストはもちろん、アーティストやアルバム、トップチャートにも)を再生可能。ときおり広告が入ることや最高音質での再生にこだわらなければ最強の無料音楽サービスかもしれません。さらにPCやタブレットなら曲のスキップや好きな曲の再生(オンデマンド)も1か月あたり15時間まで無料で利用できます(但しスマホ利用時はシャッフル再生に制限)。
  • 生身の人間による楽曲のキュレーション
    音楽ジャンルやアクティビティ(≒利用シーン)に応じたプレイリストだけでなく、国内外のキュレーターによる独自の切り口によるプレイリストが秀逸。自分好みの新しい音楽も発見しやすい。もちろん自分で作成したプレイリストを公開したり友だちにシェアすることも可能
  • Spotify Connect対応デバイスで豊かな音楽ライフ
    例えばSpotify Connect対応スピーカーを使えば、スピーカー単体でSpotify上の音楽を再生することも可能。いちいちスマホの画面を見なくても ボタンひとつで いつでもお気に入りの音楽を最高音質で楽しむことが出来ます。またスマホ版ではスマートウォッチなどの心拍数をモニターするデバイスとの組み合わせで、運動中の心拍数に合わせたビートの音楽をリアルタイムで再生してくれる機能もあります(公式ヘルプ:ライフスタイル機能 – Running)。

    動画:Bose & Spotify の組み合わせ例
  • Premiumを使う場合に必ずしも定期購入を必要としない
    有料のPremiumを利用する場合に、毎月課金以外にも「年払い」を選択できるほか、ギフトコードを購入する方法なら「1、3、6、12」か月の中からPremium利用権を行使できるので、「毎月自動課金されるのがイヤ」な方でも安心して利用できます

 

デメリット

Google Play Musicのようなクラウドストレージ機能がない
Spotifyアプリで再生出来る音楽は Spotifyのカタログ上のものか PCやスマホ内(ローカル)に保存されている音楽ファイルになります。Google Play MusicやApple Musicのように、手持ちの音楽ファイルを専用のクラウド上にアップロードする機能はないので、Spotifyで提供されている楽曲のラインナップに無い音楽を聴きたい場合は、スマホなどの再生端末にその分のストレージ(空き容量)を確保しておく必要があります。
関連記事:Google Play Music パーフェクトガイド

日本版にはファミリープランがない?
2017年2月現在、日本版Spotify PremiumにはGoogle Play MusicやApple Musicのようなファミリープラン(ファミリーメンバーシップ)のようなオプションがないので、家族全員がPremiumを利用したい場合は人数分のコストが発生してしまいます。もっとも、前述のように無料版でも使える範囲が広いのでそれほど問題ではないのかもしれません。
Google Play Music ファミリー プラン
iCloudファミリー共有とApple Musicのファミリーメンバーシップ

2017年2月現在、日本版Spotifyのファミリープランの該当URLではページが削除されています。ちなみにUS版Spotifyのファミリープランについてのヘルプページはこちら
 

Spotify の使い方 – 総目次

導入編

PC版の使い方

スマホ版の使い方

活用編