Enpassの使いかた

フィールドの操作とカスタマイズ

Enpassではアイテム作成時に選択したテンプレートによって、情報を記録するためのフィールド(項目)が異なっています。

これらのフィールドはカスタマイズ可能で、不要なものを削除したり必要なものを複数追加することはもちろん、ラベル(フィールドの表記)や挙動をお好みで設定することができます。

デスクトップでの操作

下の画像はアイテム編集モードの一部分を切り取ったものです。

上の図の赤いエリアにある各項目をフィールドと呼び、各フィールドはラベル(見出し部分)とフィールド値(枠線で囲まれた部分)がそれぞれセットになっています。

黄色の部分はセクションと呼び、アイテム内のフィールドを区切って見やすくするためのものです。青い部分の三本線をドラッグすることでフィールドやセクションの位置を自由に並べ替えることが出来ます。

フィールド/セクションの追加

アイテム編集画面の下段にある「フィールドを追加」「セクションを追加」ボタンをクリックすると新しいフィールドやセクションを追加することが出来ます。

フィールドタイプは、テキスト、パスワード、PIN、数字、日付、メール、URL、電話番号、ユーザー名、ワンタイムコード、マルチライン、カード名義人、カード番号、CVC、カードPIN、有効期限、銀行名、取引パスワード、カードの種類、開始日の全20種類から選択することが出来ます。

フィールド値/セクションラベルの編集

フィールド値の部分はマウスカーソルを移動して直接編集できます。またセクションもラベル部分をマウスでクリックすると名称を変更できます。

パスワードやワンタイムコードなど、一部の特殊なフィールドタイプでは別途フィールド値を設定するためのボタンが用意されていたり、ダイアログボックスが表示されるものもあります。

フィールド/セクションの並べ替え

フィールドやセクションの右側にあるアイコンをドラッグするとお好みの順番に並べ替えることが出来ます。

設定の変更と削除

フィールド設定の変更とフィールドの削除

フィールドラベルをクリックするとダイアログボックスが表示され、ラベルやフィールドタイプの変更の他、フィールド自体を削除できます。ラベルはお好みで変更してかまいませんが、フィールドタイプはオートフィル(自動ログイン)などの動作に関係するので、よくわからない場合は変更しないことをお勧めします。

  • 機密
    機密にチェックを入れるとフィールド値の表示が黒丸に変化して盗み見を防ぐことが出来ます。

  • パスワード監査から除外
    チェックを入れるとフィールドタイプがパスワードの場合に、Enpassが実行するパスワード強度等のセキュリティチェックから除外します。これにより弱いパスワードでも警告が表示されなくなります。

  • 期限切れまで〇日
    フィールドタイプがパスワードの場合に、チェックを入れて数字を指定すると、パスワードの有効期限を設定することが出来ます。有効期限が来るとアプリから変更を促す警告が表示されます。

  • 削除
    削除ボタンをクリックするとフィールド自体をアイテムから削除します。アイテム編集時に使わないフィールドが目障りな場合などに使用します。

  • 保存
    フィールドラベルやオプションの編集が終わったら保存ボタンをクリックします。

セクションの削除

セクションラベルの右側にある×印アイコンをクリックするとセクションを削除することが出来ます。

フィールド値の変更履歴を確認する

変更前のパスワードや以前登録していたメールアドレスなどを確認する必要がある場合は、アイテム詳細画面でフィールド値部分を右クリックすることでEnpassでの変更履歴を確認することが出来ます。

モバイルでの操作

モバイル版もフィールドの各種操作はアイテム編集モードでおこないます。デスクトップ版と比べて画面が狭いので、編集や並べ替えを行う場合は画面の遷移が発生しますが、基本的な操作方法は同じです。

上の図の赤いエリアにある各項目をフィールドと呼び、各フィールドはラベル(見出し部分)とフィールド値(枠線で囲まれた部分)がそれぞれセットになっています。

黄色の部分はセクションと呼び、アイテム内のフィールドを区切って見やすくするためのものです。青い部分の三本線をドラッグすることでフィールドやセクションの位置を自由に並べ替えることが出来ます。

フィールド/セクションの追加

アイテム編集画面のセクションごとに配置されている「フィールドを追加」や下段に配置されている「セクションを追加」ボタンをタップすると新しいフィールドやセクションを追加することが出来ます。

フィールドタイプは、テキスト、パスワード、PIN、数字、日付、メール、URL、電話番号、ユーザー名、ワンタイムコード、マルチライン、カード名義人、カード番号、CVC、カードPIN、有効期限、銀行名、取引パスワード、カードの種類、開始日の全20種類から選択することが出来ます。

フィールド値の編集

フィールド値の部分は直接タップして編集できます。

パスワードやワンタイムコードなど、一部の特殊なフィールドタイプでは別途フィールド値を設定するためのボタンが用意されていたり、ダイアログボックスが表示されるものもあります。

フィールド/セクションの並べ替え

編集画面下部の「フィールドを並べ替える」をタップし、次の画面でアイコンをドラッグするとフィールドやセクションをお好みの順番に並べ替えることが出来ます。

設定の変更と削除

フィールドやセクションのラベルをクリックすると画面が遷移し、ラベルやフィールドタイプの変更の他、フィールド/セクション自体を削除できます。ラベルはお好みで変更してかまいませんが、フィールドタイプはオートフィル(自動ログイン)などの動作に関係するので、よくわからない場合は変更しないことをお勧めします。

  • 機密
    機密のスイッチをONにするとフィールド値の表示が黒丸に変化して盗み見を防ぐことが出来ます。

  • パスワード監査から除外
    スイッチをONにするとフィールドタイプがパスワードの場合に、Enpassが実行するパスワード強度等のセキュリティチェックから除外します。これにより弱いパスワードでも警告が表示されなくなります。

  • 期限切れまで〇日
    フィールドタイプがパスワードの場合に、数字を指定すると、パスワードの有効期限を設定することが出来ます。有効期限が来るとアプリから変更を促す警告が表示されます。

  • 削除
    削除をタップするとフィールド/セクション自体をアイテムから削除します。アイテム編集時に使わないフィールド/セクションが目障りな場合などに使用します。

  • 保存
    フィールド/セクションラベルやオプションの編集が終わったら保存をタップします。

フィールド値の変更履歴を確認する

変更前のパスワードや以前登録していたメールアドレスなどを確認する必要がある場合は、アイテム詳細画面でフィールド値部分を1タップして表示されるメニューから「もっと」をタップすることでEnpassでの変更履歴を確認することが出来ます。