Enpassの使いかた

複数フィールドの保存と自動入力

一般的なWebサイトでは、ユーザーIDとパスワードの2つの情報でログインしますが、一部のネットバンキングなどでは店番号+口座番号+パスワードといったように、独自かつ複数の情報でログインする必要があります。

このように特殊な入力フォームや3つ以上の入力フィールドを備えたログイン画面で自動入力するには、EnpassのWebフォーム保存機能を使います。

Webフォームの保存は新規アイテム作成時のみ可能です(投稿日現在)。サポートフォーラムによれば、既存のアイテムにWebフォームを保存する機能は検討されているようですが実現時期は明らかにされていません。

  1. フィールドの入力と保存

    ログイン画面で自動入力したいフィールドに必要事項を入力し、ツールバーのEnpassアイコンから「Webformを保存」をクリックします。

  2. Webフォームの保存

    アイテム保存ウィンドウが表示されたらそのまま保存ボタンをクリックします。タイトルなどの編集は後でおこないます

  3. フィールドラベルの調整

    Enpassアプリを起動し、先ほど新規保存したアイテムで「Webformを表示」をクリックしてWebフォームと対応するフィールドラベルを確認したら、必要に応じてアイテム側のラベルやタイトル、タグなどを編集します。

    例では、アイテムのフィールドラベルと保存したWebフォームの対応関係は次の画像のようになっていました。

    対応関係の例

    アイテム側のフィールドラベルを編集すると対応するフォームマッピングの値も自動で変更されます。例えば、「ユーザー名」を「口座番号」に変更しても良いでしょう。

    なお、フォームマッピングの値をクリックすると対応フィールドを入れ替えることが可能ですが通常変更する必要はありません。

  4. 動作の確認

    再びログイン画面を開き、動作確認をおこないます。ツールバーのEnpassアイコンからアイテムをダブルクリックして、正しく自動入力されればOKです。

    • 動作に問題が無ければ、先ほどチェックを外していた「自動ログイン」をお好みで有効にしておきましょう。
    • Webフォームの自動入力は必ずツールバーのアイコンから実行してください。入力フォームクリックで出現するポップアップを使用すると正しく入力できない場合があります。

参考

Saving details from a web form(公式ヘルプ)