Enpassの同期設定方法

Enpassでは複数の端末間で最新のパスワードを同期する方法がいくつか提供されていて、OneDrive、Dropbox、Google Drive、iCloudなどの主要なクラウドストレージの他、 自分で用意したサーバー、さらにはWi-Fiを使った同期が可能です。

他の多くのパスワードマネージャーは、暗号化されたデータを運営会社のサーバー内に保管しますが、Enpassはデータの保管場所もユーザーが選択できるので自身の利用環境やセキュリティポリシーに合わせた運用ができます。

同期のセットアップ手順

Enpassの同期をセットアップするには大きく2つのステップがあります。クラウドサービスを利用して設定すると、 各端末で操作した内容が双方向で自動的に同期するので便利です。

  1. まず最初の端末で作成したボールトをクラウド等にアップロード
  2. 次に同期させたい端末でクラウド等からボールドを復元

※ボールト(vault)=パスワードデータを格納している入れ物・金庫の意

ここでは デスクトップ版(Windows) からiCloudに同期をセットアップし、スマホ版(iPhone)で復元する方法を例に紹介しますが、Enpassをスマホ版から使い始めた方は、まずスマホ版で同期をセットアップしてデスクトップ版で復元する手順となります。基本的なメニュー構造は同じなので下の画像と解説を参考に適宜読み替えていただくか、公式ユーザーガイド(英語)を参照してください。

参考

User Guide(OSを選択 >Syncing Data の項を参照)

ステップ1:最初の端末で作成したボールトをクラウドに同期させる

以下の手順を参考に 最初の端末でEnpassの自動同期をセットアップします。

(所要時間:約3分)

  1. 設定アイコンをクリック

    メイン画面右上の歯車アイコンをクリックします。

  2. 同期するボールドを選択

    設定画面の下部にあるタブをボールトに切り替え、一覧から同期を設定するボールトをクリックします。

  3. 同期をセットアップをクリック

    ボールト設定の中段にある同期をセットアップボタンをクリックします。

  4. 同期方法を選択

    ボールトの同期に使用する方法を選択します。

  5. 同期先の設定

    画面の指示に従って同期実行時にEnpassが選択した同期先にアクセスするための設定を行います。

    下のスライドはiCloudにおける実行例ですが、他のクラウドサービスも基本的には同じ手順で、ブラウザが開いてサービスへのアクセス認証をおこないます。その際「サインインしたままにする」といったオプションがあればONにしておくことがポイントです。

    同期方法でクラウドサービスを選択するとEnpassは認証待ち状態になります。
    認証待ち画面
    ブラウザが開いたら、サインインしたままにするにチェックを入れて、サービスにログインします(画面はiCloud)。
    サービスログイン①
    2段階認証をおこないます(設定している場合)。
    サービスログイン②
    クラウドサービスへのアクセス認証が終わったらEnpassを開くをクリックして、Enpassに戻ります。なお、このブラウザのタブは閉じて構いません。
    アプリに戻る
  6. 初回同期を待って完了

    初回同期が終わるのを確認して作業完了です。以後は自動でクラウド上のボールトと同期が実行されます。

    ブラウザからEnpassの画面に戻ったら、中段の「同期中」が変化するまで少し待ちます。
    同期中
    同期完了。以後は自動で同期します。
    同期完了

ステップ2:同期させたい端末でクラウド等からボールドを復元

次に 同期させたい端末(ここではiPhone)でクラウド上のボールトを復元して自動同期をセットアップします。パソコンでの復元作業は⇒こちら

Enpassはほとんどの機能が無料で使えますが、無料のモバイル版で保存できるパスワード数は25個までなので、モバイル版と同期させる場合は、あらかじめ有料のライセンス(サブスクリプションor買切り)の購入をお勧めします。

  1. 同期先端末でEnpassの有効化

    同期させたい端末のEnpassを起動し、同期元(ここではPC版)のEnpassの登録に使用しているメールアドレスを使って有効化します。

    Enpassを有効にするをタップします。
    初回起動画面
    同期元となるPC版Enpassのユーザー登録に使用したメールアドレスを入力します。
    メアド入力
    入力したメールアドレス宛にワンタイムコードが届きます。
    ワンタイムコード
    届いた認証コードをEnpassの画面に入力します。
    認証コード入力
    ライセンス認証が成功して有効化が完了します。
    有効化完了
    確認のため、端末とライセンスの紐づけ完了のメールが届きます。
    登録完了メール

    ※ワンタイムコードと最後の端末登録完了のメールは用が済んだら削除してもOKです。

  2. 既存のデータ(ボールト)を復元して完了

    有効化が終わったら、そのまま 既存のデータを復元ボタンをタップして、ステップ1でクラウド上に同期したボールトを復元すると以後は自動で同期するようになります。

    既存のデータを復元 ボタンをタップします。
    データの復元
    同期元でセットアップしたボールトの保管先クラウド(ここではiCloud)を選択します。
    ボールト保管先の選択
    クラウド上のボールトを検知するまで少し待ちます。
    クラウドに接続
    ボールトを保護しているマスターパスワードを入力して復元をタップします。
    マスターパスワード
    復元が完了したら続行をタップします。
    復元完了
    端末が生体認証に対応している場合は有効にしておくと便利です。
    生体認証
    メイン画面に戻ると、パスワードが同期できているのが確認できます。
    同期完了

手動同期と解除

Enpassの ボールト設定 >同期セクション>今すぐ同期 をクリックします。

セットアップした自動同期設定を解除するには、ボールト設定 >同期セクション>切断する をクリックします。

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