Enpassの使いかた

既存のボールトを追加(復元)する

デバイス、ローカルネットワーク内にあるバックアップやクラウド上にあるボールトを、使用中のEnpassにセカンダリボールトとして追加(≒復元)することもできます。

ここでは、既存のボールトをセカンダリボールトとして追加(または復元)する方法について解説します。PCやスマホの買い替えや利用デバイスの追加時のプライマリボールトの復元については こちら を、Wi-Fiを使った完全オフライン同期を設定している場合の追加復元については こちら(公式ヘルプ) 参照してください。

デスクトップでの手順

Enpassでボールトを復元するには以下の手順で操作します。

  1. 既存ボールトの保存場所を選択

    アプリ右上の設定アイコン > ボールト管理画面 > 新しいボールトの追加 の順に進み、復元したいボールドが保存されている先を選択します。

  2. ファイルの指定or接続処理

    復元したいボールトがローカルに保存されている場合はバックアップ(ファイル)を指定し、クラウドストレージ上にある場合はクラウドに接続します。

    パターンA:このPC(ローカル)から復元する場合

    バックアップファイルまたは自動バックアップを選択し、復元ファイルを指定して続行します。

    • ローカルから復元したボールトは常にセカンダリボールトとして別名で追加されます
    • バックアップファイルは文字どおり手動で保存したファイルを直接指定します。これに対して自動バックアップでは、表示される履歴一覧から任意の時点およびボールトの種類を指定して復元できます。

    パターンB:クラウドストレージから復元する場合

    クラウドストレージにログインしボールトを更新するためのアクセス権限を許可します。ここでは例としてDropboxから復元します。

    ボールトを保存するクラウドストレージにログインしてEnpassのアクセスを認証します。
    クラウドの認証
    アプリの関連付けにチェックを入れて、Enpassを開くをクリックします。
    アプリの関連付け
    • 過去にEnpassからのアクセス権限を許可している場合はこの処理がスキップされる場合があります
    • ローカルからファイルを使って復元する場合と異なり、Enpassアプリ内に同一アカウントで接続済みのボールトがある場合はデータが競合するため復元追加は出来ません。ただしEnpassアプリ内のボールトをあらかじめクラウドから切断しておくか削除しておけば追加することは可能です。
  3. ボールトのアンロック

    復元後のボールトの名称とアイコンを設定し、復元するボールトのパスワードでアンロックすると、Enpassにボールトが読み込まれます。

    ※ボールトの名称設定画面は、Enpass上に復元するボールトと同名のボールトが存在する場合に表示されます。

モバイルでの手順

  1. 既存ボールトの保存場所を選択

    アプリ下部の設定タブからボールト管理画面を開き、追加復元したいボールドが保存されている先を選択します。

  2. ファイルの指定or接続処理

    復元したいボールトがスマホに保存されている場合はバックアップ(ファイル)を指定し、クラウドストレージ上にある場合はクラウドに接続します。

    パターンA:このデバイス(スマホ)から復元する場合

    ファイルを選択し、スマホ内に保存されている復元ファイルを指定して続行します。デバイス内のファイルから復元したボールトは常にセカンダリボールトとして別名で追加されます

    パターンB:クラウドストレージから復元する場合

    クラウドストレージにログインしボールトを更新するためのアクセス権限を許可します。過去にEnpassからのアクセス権限を許可している場合はこの処理がスキップされる場合があります

    ローカルからファイルを使って復元する場合と異なり、Enpassアプリ内に同一アカウントで接続済みのボールトがある場合はデータが競合するため復元追加は出来ません。ただしEnpassアプリ内のボールトをあらかじめクラウドから切断しておくか削除しておけば追加することは可能です。

  3. ボールトのアンロック

    復元後のボールトの名称とアイコンを設定し、復元するボールトのパスワードでアンロックすると、Enpassにボールトが読み込まれます。