Enpassの使いかた

アプリの起動方法

このページではEnpassアプリの起動方法と起動時の認証画面について簡単に解説します。起動方法には複数のアプローチがありますが、起動時にセキュリティ認証(ボールトのアンロック)を必要とする点は同じです。

デスクトップでの手順

基本的には、Windowsのスタートボタンやデスクトップなどに配置したショートカットアイコン、タスクトレイ内に常駐するアイコンやブラウザのツールバーのクリック、キーボードショートカット(Ctrl + Alt + E)によってEnpassを呼び出します。ちなみに個人的にはキーボードショートカットがおすすめ。

デスクトップ版の起動

さらに、ブラウザ拡張機能が有効になっている場合は、Webサイトのログインフォームから直接Enpassを呼び出せるようになります。

アシスタント

Enpassアシスタント

タスクトレイのアイコンやブラウザのツールバーのクリック、およびキーボードショートカットからはEnpassアシスタントが起動します。

Enpassアシスタントは必要な機能に簡単にアクセスできるように設計された小さなウィンドウのアプリです。必要に応じてメインアプリに切り替えることが可能です。

※ アシスタントからメインアプリへの切り替えは、キーボードショートカット(Ctrl + E)を使用するか、アシスタント左下の三本線メニューから「Enpassを開く」を選択します。

モバイルでの手順

モバイル版では、ホーム画面に配置されたアプリアイコンをタップするか、Today Widget(ホーム画面を左にスワイプ)に配置したウィジェットからEnpassを呼び出すことができます。

モバイル版の起動

また、対応ブラウザであればOSに統合されたパスワード自動入力機能により、フォーム入力時のキーボードから直接Enpassを呼び出すこともできます。

ボールトのアンロック

Enpassは起動時にセキュリティ認証(ボールトのアンロック)処理を要求します。

認証画面の例

認証方法は、導入時に設定したマスターパスワードの他、Enpass用PINコード、OSと連動した指紋認証や顔認証などの生体認証が利用できます。毎回マスターパスワードを入力するのは大変なので、通常はPINコードもしくは生体認証を使用しましょう。また Macbook + Apple Watchの組み合わせなら Watchからのロック解除も可能です。

なお、アンロック後であっても、デバイスのスリープなど一定の条件でボールトは自動ロックされます。ロックされたボールトに再度アクセスするには、起動時と同様に認証が必要になります。

Windows PCをお使いなら Windows Hello対応の Webカメラや指紋センサーが便利です。ちなみに私が使っているのは以下の2機種です。

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